明治安田生命J1リーグ第31節、北海道コンサドーレ札幌対鹿島アントラーズは2-1で鹿島の勝利。試合後、鹿島のDF西大伍がゲームを振り返った。
明治安田生命J1リーグ第31節が29日に行われ、札幌ドームでは北海道コンサドーレ札幌と鹿島アントラーズが対戦した。試合は2-1で鹿島の勝利。試合後、鹿島のDF西大伍がゲームを振り返った。
生まれ育った北の大地で古巣対決となった西。「無意識の気合の入り方というか、ちょっといつもと違う感じはしましたね。やっぱり相手は、ホームではすごい自信を持って戦っていると思うので、簡単ではないなと思ってました」と試合前の心境を振り返る。
ゲームでは鹿島が終始ペースを握りながらも、一時は追いつかれる展開。「そんなに褒められた試合ではないと思うんですけど、終わったあと話聞いていると、相手がすごい疲れたと言ってた。走らせるという部分では、ボールを回して相手のボランチや中盤を疲れさせるというのはできたかな」と、ゲーム運びにはまずまずの評価を下した。
70分にFW金崎夢生のゴールで1点を勝ち越し、その後は札幌に反撃の機会をほとんど与えなかった鹿島。「ここら辺になってくると、(内容よりも)最後、勝ってるかどうかが重要。勝ち越した時に、勢い任せにならないよう気を付けましたね。言葉で表すのは難しいですけど、テンポは下げないけど、急ぎすぎないというか」と、ゲームを勝ちきるための心構えについて熱弁を振るう。
今シーズンも3試合を残すのみとなり、連覇達成が手の届くところまで来た。西は「もちろん全部出すつもりでやります」と、残りのシーズンも全力を出し切ると誓った。