鹿島アントラーズDF昌子源が、北海道コンサドーレ札幌戦後のロッカールームで起きた出来事について語った。
明治安田生命J1リーグ第31節が29日に行われ、札幌ドームでは北海道コンサドーレ札幌と鹿島アントラーズが対戦。試合は2-1で鹿島が勝利を収めたが、試合後のロッカーで、ちょっとした事件が起きたとDF昌子源が明かす。
昌子は試合後のTVのインタビューで、川崎フロンターレとの勝ち点差が4になったことについて「チーム全員もその結果を知っています」と話し、残り3試合を勝つだけだと話していた。しかし、この話には、ちょっとした裏がある。
川崎Fが1-2とリードされている状況で迎えた90分、FW小林悠がゴールを決め、川崎Fが同点となった。その瞬間、ロッカールームでは「うわぁ!」という声が上がったが、次の瞬間にTVが消えたという。鹿島の選手たちは「え?」「なんでや!」という雰囲気になったが、TVを消したのはチームドクターだった。
昌子は、その時のドクターの様子を「普通に喜んで操作して消しとって」と説明し、「普通はできないよ、普通は」と振り返る。その時、MF遠藤康らベテランも「よそのチームは関係ないから」と発言し、チームドクターの判断を尊重。昌子も「本当にその通り」だと語る。ただ、「知らない間に、また、(TVが)ついてたけどね」と笑顔を見せる。
そして、あらためて「本当によそは関係ない。残り3つ勝つだけだ。(川崎Fとの勝ち点差)4という数字を大きく捉えてはいけない。むしろ関係ないと思う」と、気を引き締めた。