サガン鳥栖に所属する元日本代表DF青木剛が、ロアッソ熊本へ完全移籍で加入することが決まった。20日に両クラブが発表した。
青木は1982年生まれの35歳。前橋育英高校出身で、2001年に鹿島アントラーズへ加入した。2008年には日本代表に初めて選出され、国際Aマッチ通算2試合出場を記録。加入16年目を迎えた2016年6月、鳥栖への完全移籍加入が発表された。
今季の明治安田生命J1リーグでは17試合に出場。12月2日に行われた最終節の北海道コンサドーレ札幌戦で89分からピッチに立ち、J1通算400試合出場を達成している。
完全移籍にあたり、青木は鳥栖に対して以下のようにコメントしている。
「サガン鳥栖から契約更新のありがたい話をもらっていた中で、移籍を決断しました。1年半という期間でしたが、サガン鳥栖では素晴らしい環境、人に恵まれ、充実した感動的な日々を過ごすことができました。皆さんからの声援を受けてスタジアムでプレーし、共に喜び合えたのは、とても幸せな時間でした。本当に感謝しています。これからもサガン鳥栖の発展を祈っています。ありがとうございました」
そして加入する熊本には以下のようにメッセージを寄せている。
「ロアッソ熊本で新たなチャレンジ、経験をさせてもらえることに、わくわくした気持ちです。チームの勝利に貢献するために、自分の役割を全うします。そして、熊本のファン・サポーター、地域の皆さんに、喜んでもらえるよう誠実に取り組んでいきます」
J1通算400戦出場の鳥栖DF青木剛、熊本へ完全移籍「役割を全うします」