日刊鹿島アントラーズニュース

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2018年4月25日水曜日

◆「鹿島は非公開にできない環境だったので」…浦和オリヴェイラ監督が初の前日会見(ゲキサカ)





 浦和レッズのオズワルド・オリヴェイラ新監督は24日、初めての試合前日記者会見に臨んだ。25日のJ1第10節の柏レイソル戦を前に、珍しく実施した非公開練習の狙い、準備期間が短い中でのチーム方針について語っている。

 公式サイトによると、オリヴェイラ監督は24日、鹿島アントラーズを指揮していた時代にはほとんど行わなかった非公開練習を行った。「鹿島の場合は、周りから見ることができる、非公開にできない環境だったので、毎回公開にしていました」と理由を説明。今回はセットプレーを中心に確認したといい、狙いを述べた。

 思い返すのは2009年、「セットプレーが重要」と考えるAFCチャンピオンズリーグの水原三星戦を前に、公開練習を行った時のこと。「グラウンドの周りにいたのは、鹿島サポーターよりも韓国人の方が多かった。非公開にしようとしても、できなかったという状況でした」。

 だが、ここから工夫を見せた。「午後にもう一度選手を集めて、着替えずに、ピッチ上でその(セットプレーの)形を説明しました」。周りに察されないように練習を行うと、試合では「1点目がセットプレーから生まれました」と狙いが的中。「韓国の方がたくさん見ている中で本当の練習をしていれば、サプライズは起こせなかった」と話した。

 柏戦は指揮官就任が発表されてから、1週間足らずでの実戦。連戦の最中ということもあり、「全体でトレーニングできたのは今日が初めて」だという。そのため「今までの流れを壊さない形で、少しずつ私のことを融合させていこうと考えています。細かなことは加えていきました」と徐々にイメージを重ねていく構えのようだ。

「いまモチベーションが高まっている気持ちです。私は今まで20クラブ以上と関わってきました。浦和のことは以前から尊敬していましたし、すばらしいファン・サポーターがいると感じていました。1戦目に向けてワクワクした気持ちは隠せないと思います」。Jリーグ3連覇に導いた経験を持つ名将が25日、運命の初陣に挑む。


「鹿島は非公開にできない環境だったので」…浦和オリヴェイラ監督が初の前日会見



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