鹿島アントラーズDF安西幸輝が完敗を喫した横浜F・マリノス戦を振り返った。
鹿島アントラーズは28日、明治安田生命J1リーグ第11節で横浜F・マリノスと対戦。敵地での一戦で、鹿島は0-3と完敗した。DF安西幸輝は、「逆転しようというチームとしての意志が弱かった」と率直な感想を述べた。
安西は、「相手のウイングがボールの取りどころで、僕も取れていた」と、立ち上がりを振り返っている。しかし、7分と21分に失点。追いつくために前線からプレッシャーをかけた結果、「後半、カウンターでやられた」と続けた。
前節のヴィッセル神戸戦で途中出場しているが、先発起用はJ1第3節以来。記者からコンディションについて質問されると、「自分なりの100パーセントでやった」と答えつつ、体力面や気合いの部分だけでもなく「プレースピードも、まだ追いつけていない」と自身の状態を冷静に分析した。
「そろそろ結果出さないといけないので、チャンスをもらえたら結果を出したい」
この敗戦で、3試合未勝利となった鹿島。次節は5月2日、ホームでV・ファーレン長崎と対戦する。安西は個人として、そしてチームとして久しぶりの勝利をつかめるだろうか。
鹿島DF安西幸輝、完敗の横浜FM戦に「逆転しようという意志が弱かった」