日刊鹿島アントラーズニュース

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2018年6月25日月曜日

◆大迫、決定機逃した…次は頼む!/W杯(サンスポ)



柴崎岳 ロシアW杯


 ロシアワールドカップ1次リーグH組(24日=日本時間25日、日本2-2セネガル、エカテリンブルク)1次リーグ突破に大きく前進したセネガル戦。初戦コロンビア戦で夢にまでみたW杯での初ゴールを決めた大迫は、まず反省を口にした。

 「点を取るチャンスはあった。あの2本は決めないといけない」

 初戦に続いて1トップとして先発出場。難敵セネガルのセンターバック、長身1メートル96のDFサネと1メートル95のDFクリバリの屈強な“双璧”を前に、1メートル82の大迫は臆することなく体を張ったプレーで挑み続けた。

 前半は派手な見せ場もなく、シュートはゼロ。1-1で折り返した後半5分、長友の左クロスをペナルティーエリア内で原口が頭で浮かせると、大迫が反応。難しい体勢から頭で合わせたが相手GKに防がれる。

 同15分には決定的な場面が回ってきた。右サイドの敵陣深くから、柴崎がディフェンスラインとGKの間を狙ったクロスを入れる。中央に走り込んだ大迫が右足を伸ばすが、わずかに届かず好機を逸した。

 試練を乗り越え強くなった。2012年ロンドン五輪は代表から落選。「反骨心を持ってやってきた」と臨んだ14年W杯ブラジル大会ではエースとして期待されたが、無得点に終わった。「大会に出るだけでは意味がない。結果がすべて」と、雪辱を誓って臨んでいる今大会だ。2戦連続のゴールこそ逃したが、前線でボールをしつこく追いかけ、2-2のドローに貢献した。

 「次のポーランド戦は全力を尽くして、1次リーグを突破できるように頑張る」

 大迫が覚悟を新たにした。自ら掲げた「歴史を塗り替える」という“半端ない”8強入りの目標達成へ、次戦はゴールを決める。 (一色伸裕)




大迫、決定機逃した…次は頼む!/W杯




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