サガン鳥栖は24日、DF鄭昇炫が鹿島アントラーズに完全移籍すると発表した。同日にはFW金崎夢生が逆ルートで移籍。実質的な“ビッグトレード”が実現した。
24歳の鄭昇炫は昨季途中に蔚山現代から鳥栖に加入。直後にレギュラーを奪い取り、J1リーグ戦16試合で1得点を記録した。今季は開幕から11試合に出場し、韓国代表としてW杯にも参加。国内屈指のビッグクラブでDF植田直通が抜けた穴を埋める存在となったようだ。
鳥栖の公式サイトを通じて、「昨年夏にサガン鳥栖に来て、竹原社長はじめクラブスタッフの皆さん、監督、コーチングスタッフの皆さん、チームメイトのみんなに助けられ、苦しい時もありましたが、本当に充実した1年を過ごすことが出来ました。
サガン鳥栖に来て初めて韓国A代表に選ばれ、W杯メンバーにまで選ばれることも出来ました。本当に自分を成長させてくれたサガン鳥栖に感謝しています。
ここでの経験を糧に、さらに大きな選手になれるよう頑張って来たいと思います。これからも応援よろしくお願いします。サガン鳥栖ファイティン!サランハンミダ!(愛してる)」とコメントしている。
“ビッグトレード”が実現…W杯韓国代表DF鄭昇炫が鳥栖から鹿島へ完全移籍