日刊鹿島アントラーズニュース

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2020年1月9日木曜日

◆鹿島の得点王セルジーニョが中国移籍か。行く先は!?代理人の父が明かす(サカノワ)






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ブラジルメディアが報じる。2018年はACL決勝トーナメントで5戦連続弾、昨季J1では12ゴールを決める。


 鹿島アントラーズのFWセルジーニョに、中国リーグへの移籍の可能性が浮上した。ブラジルメディア『NETVASCO』が1月7日に報じた。

 記事によると、セルジーニョの代理人である父親ノセルジオ・ソレーラ氏が中国に移籍することが「決定的になった」と明かしたという。1月18日に中国に向かう予定で、クラブ名については、正式に契約を結んだあと発表されるそうだ。

 情報はそれだけで若干憶測の域を脱していない感じではある。1部か2部リーグかなど、詳細も分からない。

 しかし一方、鹿島はこれまでに攻撃的なブラジル人助っ人であるエヴェラウド(←ケレタロFC/メキシコ)、ファン・アラーノ(SCインテルナシオナル/ブラジル)を獲得している。すでに元ブラジル代表アタッカーのレアンドロのFC東京への期限付き移籍が発表されており、さらにセルジーニョ離脱も見据えて、すでに布石を打っていたということだろうか。そう考えると「噂」よりも信ぴょう性は高そうである。

 セルジーニョは1995年3月15日生まれ、ブラジル出身、24歳。180センチ・82キロ。2019シーズンは33試合・12ゴールを記録。また途中加入した2018シーズンでは、アジアチャンピオンズリーグ( ACL )の決勝トーナメントで、準々決勝から決勝戦のファーストレグ(ホーム開催)まで5試合連続ゴールを決めて、クラブ史上初となるアジア制覇に大きく貢献している。総合力の高さが光り、何よりゴールの嗅覚に長けた左利きのアタッカーだった。

 2019シーズンのACLでも、10試合・3ゴールを記録。”ACL男”と言えただけに、中国でも確かに注目銘柄になっていたことはうなずける。

 チーム内でのリーグ最多得点者である。その「12ゴール」をいかに埋めて、さらに上積みするかも、鹿島にとってのテーマになる。

[文:サカノワ編集グループ]

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