日刊鹿島アントラーズニュース

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2020年2月23日日曜日

◆【J1展望】広島×鹿島|順調な広島が、公式戦2連敗中の鹿島を警戒しているポイントは?(サッカーダイジェスト)






J1リーグ1節
サンフレッチェ広島-鹿島アントラーズ
2月23日(日)/14:00/エディオンスタジアム広島


広島――取り組んでいるのは攻撃的守備。


サンフレッチェ広島
昨季成績:6位 勝点55 15勝10分9敗 45得点・29失点
【最新チーム事情】
●プレシーズンを長期離脱者なしで乗り越えた。
●横浜FC戦(〇2-0)では結果・内容ともに完勝。
●期待のブラジル人FWコンビ(D・ヴィエイラ&L・ペレイラ)が好調を維持。

【担当記者の視点】
 ここまでプレシーズンが順調だったことは、ほぼ記憶にない。身体の張りを訴えて何人かが数日の別メニューを行なっただけで、ほぼ全員がキャンプのフルメニューを消化。今も別メニュー組はゼロ。選手全員が競争に参加できている状況である。

 今季の広島は、昨年の堅守はそのままに、平均得点2.0のラインを達成してタイトルを狙っている。そのために取り組んでいるのは攻撃的守備の導入だ。前線から積極的にボールを奪いに走り、ラインを高くして敵陣でゲームを構成する。確かに横浜FC戦のある時間帯は、完全に相手を押し込み、圧縮させるほどの勢いを見せたし、ショートカウンターからL・ペレイラのゴールも生まれた。

 ただ、鹿島は決して甘くはない。広島の狙いを分析し、対策を立て、したたかにアウェーでの勝利を狙ってくる。たとえ公式戦2連敗中でも「鹿島は鹿島」。監督からも選手たちからも、20冠チームに対するリスペクトと、彼らへのチャレンジャー精神が溢れ出ている。


鹿島――局面で個々が粘り強く戦えれば。


鹿島アントラーズ
昨季成績:3位 勝点63 18勝9分7敗 54得点・30失点
【最新チーム事情】
●名古屋とのルヴァンカップ初戦は0-1の敗戦。
●その名古屋戦で高卒ルーキーの荒木、松村が途中出場からプロデビュー。


【担当記者の視点】
 ACLのプレーオフ、ルヴァンカップ初戦はいずれも敗戦。プレシーズンマッチの水戸戦こそ1-0の勝利を収めたが、ザーゴ新監督に率いられたチームは、思うような成果を残せていないのが現状だ。

 後方からのビルドアップで主導権を握るサッカーを目指しているが、その完成度はまだまだ低いと言わざるを得ない。チームとして成熟された広島とのゲームは苦戦が必至。局面で個々が粘り強く戦いながら、ワンチャンスをモノにできれば勝機は見出せるかもしれない。


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