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明治安田生命J1第26節 鹿島2―1FC東京 ( 2020年8月26日 味スタ )
鹿島は惜しまれつつも現役引退した内田篤人さんの魂を継ぐ会心の勝利だった。0―1の後半3分、MFファンアラーノの浮き球のパスにFWエヴェラウドが反応。抜け出して放ったシュートは一度は相手GKにはじかれたものの、こぼれ球を押し込み同点に追いついた。同12分には中盤でボールを持ったMF荒木が鋭い縦パスを送ると、ペナルティーエリア内で受けたファンアラーノが左足で流し込み、逆転に成功。ハーフタイムに確認した「裏を取る意識」が奏功した。ザーゴ監督は「選手は今日の勝利を彼にささげる気持ちもあったのでは」とイレブンと内田さんを思いやった。
鹿島の何たるかを知る内田さんがチームを去った。その影響は計り知れないが、指揮官は「選手もスタッフもクラブもサポーターも内田選手のことを愛している。彼が残した言葉は我々は勝ち続けなければならないということ。残った我々がそれをやらないといけない。彼が作った歴史を我々が裏切ってはいけない」と話した。
特別な思いで迎えた一戦で、エヴェラウド、ファンアラーノ、荒木と今季入団の3選手が得点に絡んだ。新戦力に伝統は受け継がれ、常勝軍団は飛躍を遂げていく。
◆鹿島 内田篤人さんの魂継ぐ会心逆転勝ち、ザーゴ監督「彼が作った歴史を裏切ってはいけない」(スポニチ)