日刊鹿島アントラーズニュース

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2021年8月30日月曜日

◆【J1採点・寸評】横浜0-2鹿島|三竿、D・ピトゥカらを抑えMOMに輝いたのは?完敗のマリノスは「4.5」評価をふたりに(サッカーダイジェスト)






横浜ーー30分のM・ジュニオールの切り替えは緩さが見られた


[J1リーグ27節]横浜0-2鹿島/8月28日(土)/日産スタジアム

【チーム採点・寸評】
横浜 5
ミスのような形から先制点を奪われ、鹿島に引いて守られたのが痛かった。スペースを埋められ、スピード自慢の攻撃陣が封じ込まれた。


鹿島ーーポイントになったのは先制点


【チーム採点・寸評】
鹿島 7
先制点を奪えたことで自陣にしっかりと守備ブロックを形成できた。横浜の猛攻に対しても一人ひとりが球際で戦い、勝利への執念を見せた。

【鹿島|採点・寸評】
GK
31 沖 悠哉 6.5
7本のシュートを浴びながらクリーンシートを達成。とりわけ、59分の水沼のシュートをブロックした飛び出しは素晴らしかった。

DF
14 永戸勝也 5.5
対峙した仲川にはタイトな守備で自由を与えず。しかし、キック精度に物足りなさが残り、終盤は守備強度が落ちた。

28 町田浩樹 6.5
犬飼と連係しながら横浜をシャットアウト。つなぐところ、クリアするところの判断に迷いがなかった。

MAN OF THE MATCH
32 常本佳吾 7
勝利の立役者と言っていいだろう。スピードのある前田やエウベルに粘り強く対応すれば、逆サイドのカバーもこなした。横浜の自慢のウイングを封殺した。

39 犬飼智也 6.5
ラインを細かく調整し、90分間を通して集中力は切れず。相手に自由を与えなかった。

MF
11 和泉竜司 6 (73分OUT)
大きなインパクトを残せずとも、与えられたタスクを忠実にこなした印象。守備で評価したい。

13 荒木遼太郎 6.5 (64分OUT)
15分、DFのマークをうまく外して土居のクロスをヘディングで流し込んで先制点をゲット。大きな意味を持つゴールだった。

20 三竿健斗 7
試合終了までほとんどプレー強度が落ちず。粘りのある守備や球際の強さなど、相手にとって嫌な存在だった。

21 ディエゴ・ピトゥカ 6.5 (90分OUT)
中盤で防波堤となれば、推進力のあるドリブルでボールを運んで上田の得点をアシスト。「7」評価にしたかったが、終盤に運動量が落ちて消える時間が長かった。


鹿島ーー上田は自らの誕生日に花を添える


FW
8 土居聖真 6.5 (73分OUT)
正確なクロスで荒木の先制点をお膳立て。守備に奔走されるも、ポジティブな印象を残した。

18 上田綺世 6.5 (64分OUT)
30分、D・ピトゥカのスルーパスにうまく抜け出すと、GKとの1対1を冷静に制す。シュートはその1本のみだったが、自らの誕生日に花を添えた。

交代出場
MF
4 レオ・シルバ 6 (64分IN)
ボランチに入ると、ベテランらしい老獪なプレーで逃げ切りに貢献。堅実に仕事をこなした。

FW
9 エヴェラウド 5.5 (64分IN)
上田に代わってCFに。守備の時間が長かっただけに、攻撃で好印象は残せなかった。

MF
17 アルトゥール・カイキ 6 (73分IN)
テクニカルなドリブルでペナルティエリア内まで進入。劣勢時にうまく時間を作った。

MF
25 遠藤 康 6 (73分IN)
決して無理な仕掛けをせずに時計の針を進めることに注力。相手にとっては厄介な存在だった。

DF
2 安西幸輝 ‐ (90分IN)
左サイドハーフとして投入される。残された時間はわずかで採点はなし。

監督
相馬直樹 7
先発、交代を含めて選手が意思統一できていたのは、指揮官の手腕に他ならない。見事、横浜相手に連勝へと導いた。


取材・文●古沢侑大(サッカーダイジェスト編集部)

※MAN OF THE MATCH=取材記者が選定するこの試合の最優秀選手。
※採点は10点満点で「6」を及第点とし、「0.5」刻みで評価。
※出場時間が15分未満の選手は原則採点なし。




◆【J1採点・寸評】横浜0-2鹿島|三竿、D・ピトゥカらを抑えMOMに輝いたのは?完敗のマリノスは「4.5」評価をふたりに(サッカーダイジェスト)





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