日刊鹿島アントラーズニュース

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2021年8月23日月曜日

◆【J1採点&寸評】神戸1-0鹿島|MOMは山口蛍!合流3日で決勝点をお膳立てした武藤嘉紀も高評価(サッカーダイジェスト)






神戸――菊池流帆が身体を張ってシュートブロック


【チーム採点・寸評】
神戸 7
サンペールを出場停止で欠くなか、3バックで挑むも鹿島の攻撃に手を焼く。流れを変えたい神戸は後半から新加入の武藤を投入。その武藤のアシストで山口が決勝点を挙げ、ウノゼロで連敗を回避した。


鹿島――ピトゥカがMOM級の働き


【チーム採点・寸評】
鹿島 6
強度の高い守備からいい攻撃を作った。全体的に鹿島の時間帯が長く、荒木、エヴェラウド、和泉らのシュートが1つでも決まっていれば結果は変わったかもしれない。悔しい敗戦。

【鹿島|選手採点】
GK
31 沖 悠哉 5.5
守備陣の頑張りもあり、ピンチの場面は少なかった。その中で神戸にワンチャンスを決められてしまった。

DF
32 常本佳吾 6(54分OUT)
開始早々、胸トラップから右サイドを切り崩すなど積極的な攻撃が目立った。質の高いクロスを入れたが報われず。

39 犬飼智也 6.5
右へ、左へ、山口やドウグラスのサイドに流れる動きをしっかりカバーリング。守備範囲の広さが際立った。

28 町田浩樹 6.5
神戸の縦パスを相手よりも先に触るアグレッシブな守備を貫いた。武藤にもうまく対応したが、技ありのクロスにやられた。

14 永戸勝也 6
身体を張った守備で佐々木を潰すなどいい守備を見せた。攻撃では和泉とともに右サイドで起点を作った。

MF
4 レオ・シルバ 6.5(86分OUT)
相手のパスコースを消しながら中盤でボールを回収し、巧みなゲームメイク。相変わらずの質の高さを見せた。

21 ディエゴ・ピトゥカ 6.5
永戸が上がった後のスペースを埋め、イニエスタに対応し、前線で決定的なパスを供給。勝利ならMOM候補。


鹿島――決定機も作り出し、足りなかったのはゴールだけ


8 土居聖真 6(69分OUT)
中継役をこなしながらサイドに流れて起点を作るなどクレバーさを見せた。シュート0本はやや残念。

13 荒木遼太郎 6(69分OUT)
17分に土居の鋭いパスを絶妙トラップで処理し、ミドルシュート。存在感を放ったがシュートはこの1本のみ。

11 和泉竜司 6.5
左サイドで攻撃の起点を作った。58分にはピトゥカのパスで決定機を迎えたが飯倉に阻止された。

FW
9 エヴェラウド 6(54分OUT)
19分のエリア内シュートや47分のジャンピングボレーなどいい動きを見せた。だが、ゴールが遠かった。

交代出場
DF
2 安西幸輝 6(54分IN)
常本と交代し、そのまま右SBへ。持ち味の攻撃センスを披露し、精度の高いクロスでいいリズムを作った。

FW
18 上田綺世 6(54分IN)
エヴェラウドと交代。思うような決定機は作れず。だが、前からの激しいチェイシングでチームを活性化させた。

FW
17 アルトゥール・カイキ 5.5(69分IN)
荒木と交代。76分には果敢にクロスに飛び込むなど積極的に攻めたが、監督の期待には応えられなかった。

MF
25 遠藤 康 6(69分IN)
土居と交代。トップ下に入り、左サイドに流れながら効果的なクロスを供給したが、神戸の守備を崩しきれなかった。

MF
6 永木亮太 ―(86分IN)
L・シルバと交代。前に圧力をかけたかったが、効果的なプレーはできず。出場時間が短いため採点はなし。

監督
相馬直樹 6
強度の高い守備から速いパスワークで崩す鹿島の特長は出せた。足りなかったのはゴールだけ。悔しい敗戦。

※MAN OF THE MATCH=取材記者が選定するこの試合の最優秀選手。
※採点は10点満点で「6」を及第点とし、「0.5」刻みで評価。
※出場時間が15分未満の選手は原則採点なし。

取材・文●白井邦彦(フリーライター)




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