◇20日 J1第36節 鹿島0―0大分(カシマスタジアム)
相手ゴールをこじ開けることができなかった。大分をホームに迎えた鹿島は押し込みながらもスコアレスドロー。後半の半ば以降に見せた猛攻も実らなかった。MF荒木が後半31分に放った右足弾はGKの好守に阻まれ、日本代表帰りのFW上田が同37分に放ったヘディングシュートは左にそれた。
この結果、来季ACLの出場権が自動的に与えられる3位以内に入る可能性がなくなった。DF関川は「悔しいというか情けなかった」と肩を落とした。
ただし、リーグ優勝を決めている川崎が天皇杯も制した場合、4位のチームが繰り上げ参戦できる。そのため、現時点で5位の鹿島は残り2試合での4位浮上を目指す。相馬監督は「まだ(ACL出場の)可能性があるのでファイティングポーズを取って次に向けて準備できるようにしたい」と気持ちを切り替えた。
◆【J1鹿島】大分相手に痛いドロー「情けない」3位以内の可能性なくなるも「ファイティングポーズ取る」(中スポ)