
日刊鹿島アントラーズニュース
Ads by Google
2022年6月20日月曜日
◆[MOM3924]山梨学院MF小棚木蒼大(3年)_憧れの白崎先輩から貰った言葉を大切に(ゲキサカ)

[高校サッカー・マン・オブ・ザ・マッチ]
[6.19 インターハイ山梨県予選決勝 山梨学院3-0駿台甲府 韮崎中央公園陸上]
狙い通りのゴールだった。雷鳴交じりの小雨が降り出した後半3分、センターサークル付近でボールを持ったMF小棚木蒼大(3年)が、そこから思い切って左足で狙う。「前日の試合の映像を撮った1年生から、GKが前に出てくると聞いていました」。大きな放物線を描いたシュートは、見事にゴールマウスを捉えた。
さらに雷雨中断を挟んで迎えた後半18分には、小棚木はMF伊藤優作(3年)の突破から生まれたこぼれ球に詰めて追加点を奪う。「うちのウイングは1対1が強いので、突破したら必ずクロスを上げてくれる。信用して走っていたことが良かったと思います」。決勝の2発は、4年ぶりのインハイ出場を決定的にした。
小棚木は鹿島アントラーズのジュニアユース出身。しかしユース昇格が叶わなかったことで、山梨学院に進学してきた。そんなころ、知り合いを通じてある選手からサインとメッセージが届けられた。『サッカーを楽しめ』。山梨学院のOBで、鹿島でプレーしていたFW白崎凌兵(現清水)からだった。
何気ない言葉だが、山梨学院のレジェンドとも言うべき選手からの言葉は、小棚木少年の不安を一気に打ち消した。「部屋の常に見えるところに置いてあって、自分のモットーにしています」。白崎先輩の耳に届くほどの活躍をしたい。3年間の大きな目標になっった。
山梨学院には「日本一に一番近いチームと感じていた」ことで進学を決めた。小棚木が入学した初年度には高校選手権で決勝まで勝ち上がると、青森山田をPK戦の末に下して、11年ぶりとなる2度目の優勝を果たした。
コロナ禍での開催で、決勝まで無観客で行われたが、小棚木はサポートメンバーとして帯同。担架要員として現場で日本一の空気を味わうことができた。
後輩たちにその空気を味わわせてあげたいし、あげなければいけない。「個人的にも日本一になりたいです」。強い使命感に燃えながら真夏の決戦に挑む。
(取材・文 児玉幸洋)
◆[MOM3924]山梨学院MF小棚木蒼大(3年)_憧れの白崎先輩から貰った言葉を大切に(ゲキサカ)

Ads by Google
日刊鹿島
- 13
◆J2昇格の大宮 京都FW豊川雄太を完全移籍で獲得(スポニチ)2024-12-28
- 16
★2025年02月の記事まとめ(日刊鹿島アントラーズニュース)2025-01-31
- 33
◆《2025鹿島宮崎キャンプ》J1鹿島 練習試合に向けて調整(茨城新聞)2025-01-20
- 43
◆明治安田J1 鹿島、7試合ぶり黒星 相手守備崩せず(茨城新聞)2025-04-02
- 52
◆J1鹿島 柴崎、今季も「10」 背番号、新ユニホーム発表(茨城新聞)2025-01-05
- 58
◆【鹿島】植田直通「すごくいい声が出るようになった」(サカノワ)2024-11-05
- 77
◆J1鹿島、定位置争い激化 開幕まで1週間 奪冠へ準備着々(茨城新聞)2025-02-08
- 87
◆[プレミアリーグEAST]鹿島アントラーズユース登録メンバー(ゲキサカ)2025-04-03
- 89
◆明治安田J1 鹿島 決め手欠く 京都と0-0(茨城新聞)2024-11-17
- 97
◆京都が鹿島DF須貝英大獲りへ MF米本は完全移籍に移行(スポニチ)2024-12-23
過去の記事
- ► 2024 (1133)
- ► 2023 (1261)
- ▼ 2022 (1152)
- ► 2021 (1136)
- ► 2020 (1404)
- ► 2019 (2168)
- ► 2018 (2557)
- ► 2017 (2892)
- ► 2016 (2193)
- ► 2015 (1859)
- ► 2014 (2464)