鹿島アントラーズからサンタ・クララに完全移籍したMF三竿健斗の背番号が「40」に決まった。
12月12日、三竿は鹿島からの完全移籍でサンタ・クララに加入。2024年夏までの契約となり、2年間の延長オプションがつく契約となった。
自身初の海外挑戦となった三竿。年末にポルトガルへと渡った中、ロストバゲージをいきなりするなどのトラブルにも見舞われていたことを明かしていた。
その三竿は、4日に記者会見に臨み、「ボールダッシュが得意。1試合でも多く勝ち、シーズン終了までに2、3点は取りたい。自分の長所を見せたい」と意気込みを語っていた。
合流間もない三竿だが、チームは15位と低迷中。FW田川亨介と共にチームの浮上に貢献したいところだ。
その三竿は自身のインスタグラムを更新。契約書にサインする様子やユニフォーム姿を投稿。背番号「40」を背負うことが決まった。
この投稿には鹿島時代のチームメイトであるFW鈴木優磨が「40」と反応。自分と同じ背番号に反応すると、三竿も握手と手でハートを作る絵文字で返事をした。鹿島で40番といえば、鈴木の前には小笠原満男が着用。その意志を感じ取った鹿島ファンは「泣ける」、「漢の選択」、「カッコいい」、「アツい」、「サイコー」と大きく反応。ユニフォームも鹿島に似た赤だけに思いを背負っている感が出ている。
デビューはまだ先になると見られるが、果たしてポルトガルリーグでどんなプレーを見せるのか。昨季まで所属した日本代表MF守田英正(スポルティングCP)についても聞かれた三竿は「彼はこのクラブでとても良いプレーをしてチームのレベルを上げるのに貢献した」と語り、「チームは下位と苦しんでいるが、オファーを受け、サンタ・クララの順位を上げることに貢献したいと思う」と、後半戦の巻き返しに意欲を見せていた。