日刊鹿島アントラーズニュース

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2023年5月1日月曜日

◆初挑戦の欧州で18ゴールの上田綺世はモナコ行きも? セルクルSDが言及「間違いなく次のステップを手にする」(超WORLDサッカー!)



上田綺世


セルクル・ブルージュのスポーツ・ディレクター(SD)を務めるカルロス・アビーニャ氏が、日本代表FW上田綺世について言及した。

鹿島アントラーズから2022年夏に加入した上田。シーズン序盤は起用法などを含めて苦しんだ中、第6節で初ゴールを記録。第9節で2ゴール目を記録すると、ここから一気に加速。カタール・ワールドカップ(W杯)に向けた10月、11月で5ゴールを記録した。

W杯では45分間の出場に終わり悔しい思いをしたが、2023年に入りゴールを量産。レギュラーシーズンを終えて18ゴールを記録し、得点ランキング3位。チームもプレーオフ2に進出した。

この18ゴールは、鹿島で2トップを組んだFW鈴木優磨がシント=トロイデン時代に記録した17ゴールを更新し、ジュピラー・プロ・リーグの日本人最多ゴール記録。セルクル・ブルージュでは、21世紀の1シーズンで最もゴールを決めた選手となった。

その上田に関しては、今夏のステップアップが囁かれ、クラブも売却を検討していると報じられている。

そんな中、アビーニャ氏はフランス『Get Football News France』のインタビューに応じ、チームのスタイルについて言及。その中で、モナコとの関係について言及した。

2017年、セルクル・ブルージュはモナコの傘下に入ることが決定。モナコを保有する実業家のドミトリー・リボロフレフ氏が買収することとなった。

そのため、セルクル・ブルージュとモナコの関係が強化。選手の移籍などにも影響が出ており、大きな効果を得ている。

モナコから2021年夏に完全移籍で加入したボリス・ポポビッチは、チームの中心人物にまで成長。また、その可能性を目指して加入する選手もいるという。

アビーニャ氏はインタビューで「彼らがここに来て良い成績を収めれば、いつでもそこに行くチャンスはある」と、モナコへのステップアップの可能性はいつでもあると語っている。

その中で、上田やDFイェスパー・ダランドなど重要な選手が引き抜きの可能性があることにも言及。結果を残したことでそういう話が出ることは良いことだとした。

「セルクルで彼らが過ごした時間が成功したことを意味するし、そういったことを話すのは良いことだと考えている。準備ができているかどうかは、今後の数週間で決まるだろう」

「間違いなく、彼らはリーグでのプレーで大きな結果を残した。ジェスパーはリーグで最高のセンターバックの1人であることを証明した」

また、上田についても言及。ヨーロッパ初挑戦でのゴール量産を驚くと共に、モナコへと夏に行く可能性は十分あるとし、いずれにしてもステップアップがあるだろうとした。

「アヤセは、ヨーロッパのサッカーにおける最初のシーズンでトップスコアラーから2ゴールしか離れていないというのは驚くべきことだ」

「この手の才能は、我々にとってサクセスストーリーになるか、すでに成功しているかのどちらかだ。彼らは間違いなく次のステップをマーケットで手にする準備ができており、モナコにいくのか、他のどこかに行くのか決断することになるだろう」

モナコには今シーズンから日本代表MF南野拓実も加入したが、期待とは裏腹に結果を残せず。試合にもほとんど絡めない状況が続き、苦しいシーズンを過ごしている。上田もチームメイトになるのか、または他クラブへと移籍するのか。いずれにしても、日本代表でも期待が懸かる上田の去就は注目を集めそうだ。





◆初挑戦の欧州で18ゴールの上田綺世はモナコ行きも? セルクルSDが言及「間違いなく次のステップを手にする」(超WORLDサッカー!)

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