日刊鹿島アントラーズニュース

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2023年6月7日水曜日

◆【鹿島】“強敵”Honda FC戦へ岩政監督「天皇杯ではカテゴリーは関係ない」(サカノワ)



岩政大樹


「今獲得しつつある自分たちのスタイルをしっかり出せれば、相手は嫌がるはず。それが自分たちにとっても有効に」


[天皇杯 2回戦] 鹿島 – Honda FC/2023年6月7日19:00/カシマサッカースタジアム

 鹿島アントラーズ(J1リーグ)の岩政大樹監督が6月6日、オンラインによる取材に応じて、翌日の天皇杯2回戦 Honda FC(JFL)戦に向けて抱負を語った。天皇杯初陣に向けて指揮官は「鹿島にとって、どの大会も、どの試合も一戦必勝です。特にこの大会は、一回でも負ければ終わってしまいます。難しい試合になると思いますが、必ず勝ち上がらなければいけません」と引き締め、同大会ではリーグのカテゴリーは関係ないと強調した。

「(Honda FCの“番狂わせ”が天皇杯では多いが?)僕個人の考え方として、番狂わせという考え方は持っていません。天皇杯はみんな同じ条件で試合が始まり、勝ったほうが残り、負けるほうが落ちていきます。周りはカテゴリーの話をしますが、それはリーグのカテゴリー。天皇杯はトーナメントにみんなが入り、何回戦から出場するかの違いはあるものの、条件が異なりません。そういうメンタリティで、選手にも試合に入ってほしいですし、そういうものだと思っています。どこのカテゴリーが勝っても関係ないと思います」

 おそらく現在のベストメンバーで挑んでくるHonda FCに対し、岩政監督は次のように対策などを語った。

「鈴木(雄也)選手がいろいろな面の中心だと思いますが、それぞれのポジションに、それぞれ特徴のあるタレントが揃っています。いずれにしても、自分たちが攻守において今獲得しつつある自分たちのスタイルをしっかり出せれば、相手は嫌がるはずです。それが自分たちにも有効です。その力を出せるメンタリティとバランスを見つけられればと思います」

 アントラーズのスターティングメンバーは直近のリーグ戦の浦和レッズ戦(△0-0)から入れ替わることになる。指揮官は約20人ほどはレギュラーの域にあり、そのなかで競争が起きていると語っていた。そこから、誰がピッチに立っても、これが鹿島だという強みを示したいと意欲を示した。

「チームとしてのスタイルは固まってきています。そこで選手たちが切磋琢磨し合い競争し、そこで結果を残す選手になれるのかという戦いが始まり、それが続いています」

 タイトル獲得へ。鹿島はさっそく強敵との重要な一戦を、カシマスタジアムで迎える。




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