日刊鹿島アントラーズニュース

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2023年11月15日水曜日

◆【日本代表】上田綺世が得点への強い思い「FWの本質は点取って勝たせること」公式戦初得点狙う(ニッカン)



上田綺世


サッカー日本代表(FIFAランキング18位)が26年W杯を目指す戦いが明日16日、幕を開ける。パナスタ(大阪)で、アジア2次予選の初戦でミャンマー(同158位)と対戦する。直近6試合で24得点と好調な攻撃陣の中で、期待が高まるFW上田綺世(25)は得点への強い思いを口にした。「世界一」を獲得するための戦いがいよいよ始まる。

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初のW杯アジア2次予選を目前にしても、上田は落ち着いていた。「毎試合、難しいゲームになると思うので、そのイレギュラーにも対応できるように柔軟に戦っていきたい」。

「W杯優勝」を掲げるチームにとって、アジア予選は通過点に過ぎないが、過酷な戦いが待っていることは間違いない。政情が不安定なミャンマー、シリア、さらに国際Aマッチから4年離れていた北朝鮮と同組。21日シリア戦の開催地が決まったのは、試合の1カ月前で、キックオフ時間も急きょ変更になった。

何が起こるかわからないアジアの舞台で、相手は引いて守ってくることが予想される。「ピッチ入ってみて、情報共有しなきゃいけないし柔軟に戦う必要がある」と気を引き締める。

高さやスペースを突くうまさが持ち味。引いた相手に対して、より生きてくる。「やっぱり引き出さないといけないんで、スペースを作るためにも動き出しのところも、クロスボールが増える可能性もあるんで、高さのところも生かせたら」。代表での2得点はともに親善試合で、公式戦での得点はまだない。「FWの本質は点を取って勝たせることだし、毎試合決めることだと思っている」と自覚は十分だ。

「音が違う」と評されるシュートの威力は今夏移籍したオランダの強豪・フェイエノールトでもトップクラスだという。「事故でも1点取れたら状況は変わると思うんで、常に準備し続ける」。集中力を研ぎ澄ませて得点を奪い、個人としてもチームとしても最高のスタートを切る。【佐藤成】

◆26年W杯アジア予選 2次予選に参加するのは1次予選を勝ち上がった10チームを含む計36チーム。4チームずつ9組に分かれてホームアンドアウェー方式で行われ、各組2位までが最終予選に進む。来年9月に始まる最終予選は18チームが3組に分かれ、各組2位までの計6チームが自動的にW杯出場権を得る。最終予選の各組3、4位はプレーオフに進み、残り2つの出場枠と大陸間プレーオフに回る1枠を争う。本大会の出場枠が32から48に拡大し、アジアの出場枠も4・5から最大9に増えた。





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