日刊鹿島アントラーズニュース

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2024年6月14日金曜日

◆鹿島の大器、17歳FW徳田誉が待望の公式戦デビュー! 「チームの力になれる選手」とポポヴィッチ監督も期待を寄せる【天皇杯】(サッカーダイジェスト)



徳田誉


186センチ・83キロの本格派ストライカー


[天皇杯2回戦]鹿島 2-1 奈良/6月12日/県立カシマサッカースタジアム

 鹿島アントラーズは6月12日、天皇杯2回戦で奈良クラブとホームで対戦。チャヴリッチと鈴木優磨の得点で2-1の勝利を収め、3回戦に駒を進めた。

 この試合で特大のポテンシャルを見せたのが、82分に投入されて公式戦デビューを飾った鹿島ユース所属のFW徳田誉だ。

 来季の昇格が内定し、今季は2種登録でトップチームに帯同している186センチ・83キロの本格派ストライカーは、交代出場直後に鈴木のスルーパスに抜け出しGKと1対1の場面を作ると、88分にも同様の展開でシュートを放つなど、得点の匂いを感じさせた。

 わずかな出場時間でも存在感を示した。だが「チャンスを決められず悔しい。カシマスタジアムで点を取りたいと強く思っていたので、今後も頑張っていきたい」と17歳は悔しさを滲ませた。

 そんな徳田について、鹿島のランコ・ポポヴィッチ監督は「怪我から復帰するのを待っていた」とし、以下のようにコメントした。

「彼は自分の力でこのチャンスを勝ち取りました。非常に期待している選手ですし、彼のプレーはもっともっと良くなっていくと思います。(この試合で起用したのは)日頃から出場機会を得るのにふさわしいプレーをしていたからで、引き続きしっかりとトレーニングすることが重要だというのは変わりません」

 デビュー戦で目に見える結果は残せなかったが、「しっかりとチームの力になる選手」と指揮官も期待を寄せた。

取材・文●渡邊裕樹(サッカーダイジェスト編集部)




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