「互いの誇りをかけた戦いになる。我々は鹿島である以上、常に鹿島を背負って戦っている。鹿島がどうあるべきかは忘れてはいけない」
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◆【鹿島】台風接近も練習完遂「互いの誇りをかけた戦いに」ポポビッチ監督が浦和戦へ準備万全強調(ニッカン)
鹿島アントラーズのポポビッチ監督(57)が16日、浦和レッズ戦(17日、カシマスタジアム)を前にオンライン取材に応じ、台風7号が近づく中、予定通り前日練習ができたことを明かした。練習時間の変更もなく「台風が近づくよりも早く、我々の方がいいトレーニングが出来た。選手たちの動きも速かった」とジョークを交えて報告した。
前節のジュビロ磐田戦は先制しながらも逆転負けし、首位の町田に勝ち点で並ぶことは出来なかった。指揮官は「前節は、やるべき所をやり切れなかった。リードしながら相手の交代カードに、良さを出させてしまった。そういう緩みがあったのは間違いない。隙を見せた我々に問題がある」と猛省。今週は、90分通して主導権を握り、アクションを起こし続けることを念頭に練習に励んできた。「選手も人間で、欠かすことなく見せ続けるのは簡単ではない。だが、それが当たり前のようにないといけない。それが勝者のメンタリティー」と妥協は許さない構えだ。
浦和との勝負に「互いの誇りをかけた戦いになる。我々は鹿島である以上、常に鹿島を背負って戦っている。鹿島がどうあるべきかは忘れてはいけない」。選手たちには、常に「この試合が最後のゲーム」という心意気で戦う重要性を植え付けている。「次の日に後悔するようなことはあってはいけない。注目カードに恥じない試合にするためにも全力を出すことをしなければならない」と力を込めた。【岩田千代巳】