日刊鹿島アントラーズニュース

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2015年7月12日日曜日

◆後半ATのドラマ!!94分からの2ゴールで鹿島が新潟に逆転勝ち(ゲキサカ)


http://web.gekisaka.jp/news/detail/?166974-166974-fl

[7.11 J1第2ステージ第1節 新潟2-3鹿島 デンカS]

 鹿島アントラーズはアウェーでアルビレックス新潟と対戦し、3-2の逆転勝利を飾った。1-2の後半アディショナルタイムに2ゴールを奪う劇的な展開で第2ステージ初戦を制した。

 鹿島は前半30分、MF小笠原満男の左CKにDF昌子源が頭で合わせ、先制点。しかし、新潟も直後の前半31分、FW指宿洋史がMF加藤大とのワンツーから右足を振り抜き、豪快なミドルシュートを叩き込んだ。

 1-1の同点に追いついた新潟は前半42分、加藤からスルーパスを受けたMF小泉慶が右足で流し込み、2-1。小泉のリーグ戦初ゴールで逆転に成功した。急性胆のう炎で離脱していたMFレオ・シルバが2か月ぶりに復帰した新潟は後半も試合の主導権を握る。しかし、チャンスをつくりながら3点目を奪えずにいると、鹿島は後半15分からFWダヴィを投入した。

 昨年10月18日の柏戦で負傷し、左膝前十字靭帯損傷および左膝外側半月板損傷で全治8か月と診断されたダヴィ。エースが長期離脱から復帰し、今季初出場を果たすと、後半アディショナルタイム4分、ロングフィードをダヴィが頭で落とし、MF金崎夢生がシュート。右ポストに当たった跳ね返りをMF土居聖真が押し込み、土壇場で2-2の同点に追いついた。

 さらに2分後、右サイドから仕掛けた金崎のパスを受けたMF遠藤康のシュートがレオ・シルバの体に当たってコースが変わり、ゴールマウスに吸い込まれた。94分からの逆転劇。後半アディショナルタイムの2ゴールで鹿島が劇的な勝利を飾った。

 トニーニョ・セレーゾ監督は試合後のインタビューで「勝利に値する内容だったかと言えば、値しない内容だった」とコメント。「ただ、最後まであきらめずにやったことが最後の最後、逆転につながった」と、選手をねぎらっていた。

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