日刊鹿島アントラーズニュース

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2015年8月13日木曜日

◆【鹿島】“石井マジック”で3連勝2位 監督就任後も不変の自然体(報知)


http://www.hochi.co.jp/soccer/national/20150812-OHT1T50265.html


 ◆J1第2ステージ第6節 広島0―1鹿島(12日・エディオンスタジアム広島)

 鹿島が“石井マジック”で息を吹き返した。首位・広島にDF山本の決勝点で勝利し、石井監督が就任後、3連勝。その3試合でスタメンを変え、この日は2トップに変更するなど、手腕が光る。試合後、スタンドからの「石井」コールに右手を上げて応えた指揮官は「戦う姿勢を見せてほしい、と選手には言っている。選手の意識が変わった」と選手をたたえた。

 解任されたトニーニョ・セレーゾ監督からバトンを引き継いだのが7月21日。突然のコーチからの昇格に「重圧で逃げたくなった」とも明かしたが、徐々に監督として独自色を出し始めている。自然を愛し、星の観察、自家栽培や昆虫飼育が趣味。監督就任後、チームへの初めての指示は「カブトムシが欲しい方は、石井まで」というものだった。

 選手との関係も「自然」のまま。呼称はこれまで通り「石井さん」と指示し、ミーティングも選手の考えを取り入れる形を採用した。立場が変わっても、チームが追いつめられても、常に変わらない「石井さん」。MF遠藤は「チーム全体が石井さんのために、勝つ、という空気になっている。オレたちが応えなきゃいけない」と奮起した。(内田 知宏)

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