日刊鹿島アントラーズニュース

Ads by Google

2015年10月12日月曜日

◆【ナビスコ杯】鹿島・夢生2発!17冠へ3年ぶり9度目の決勝進出(報知)


http://www.hochi.co.jp/soccer/national/20151011-OHT1T50177.html



 ◆ナビスコ杯 ▽準決勝第2戦 鹿島4―1神戸(11日・カシマスタジアム)

 決勝(31日、埼玉)は鹿島とG大阪の顔合わせになった。鹿島はFW金崎夢生(むう、26)が2得点を挙げるなどで神戸に4―1と快勝。2連勝で3年ぶり9度目の決勝進出を決めた。初戦を落としたG大阪はホームで新潟を2―0で下し、2戦合計3―2と逆転。連覇に王手をかけた。両クラブが決勝で対戦するのは天皇杯を含めて初めて。

 鹿島をけん引したのは金崎だった。1―1の後半8分、相手GKがはじいたところを左足で詰め、同29分にはエリア内でクリアボールを拾い、右足で決勝進出を決定づける3点目。「FWですし、毎試合(ゴールを)狙っていかないといけない。結果を出せて良かった」。赤く染まったスタンドへ右手を突き上げた。

 2月にポルトガル2部ポルティモネンセから期限付き移籍。今大会の4戦4発を含む公式戦32試合で12得点を挙げ、欠かせない存在となった。日本代表のハリルホジッチ監督も「良い選手を見つけた」と注目するFWは、ポルトガルでの経験や努力に加え、陰の支えもあって飛躍した。

 クラブハウスのロッカー。MF柴崎の隣を割り当てられた。11年10月、U―22日本代表候補合宿で口論し、溝ができた2人をスタッフがあえて隣同士にした。「ファミリー」とたとえられ、全員が同じ方を向くことで国内16冠(リーグ7、ナビスコ杯5、天皇杯4)を獲得してきたクラブが見過ごすはずもなかった。

 これをきっかけに2人は関係を修復。17冠に挑む決勝では日本代表から戻った柴崎と強力ホットラインが見られるはずだ。「3年ぶり(の決勝)とか、関係ない。うれしい相手(G大阪)が上がってきたし、決勝では今のメンバーで最高のサッカーをして勝ちたい」と金崎。9度目の決勝も鹿島らしく一丸となって戦う。(内田 知宏)

Ads by Google

日刊鹿島

過去の記事