日刊鹿島アントラーズニュース

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2016年11月29日火曜日

◆鹿島に気負いなし JリーグCS決勝、浦和との第1戦へ(茨城新聞)


http://ibarakinews.jp/news/newsdetail.php?f_jun=14803433560971

浦和戦に向け調整する鹿島の(左から)金崎、土居、小笠原=クラブハウスグラウンド

J1の年間王座を争う明治安田チャンピオンシップ(CS)決勝第1戦は29日、カシマスタジアムで行われる。第1ステージ覇者の鹿島(年間勝ち点3位)は、第2ステージを制した浦和(同1位)をホームで迎え撃つ。キックオフは午後7時25分。CS初顔合わせの両チームは28日、今季のJ1を締めくくる頂上決戦へ最終調整をした。

鹿島はクラブハウスグラウンドで約1時間半の練習を行った。通常の公式戦の前日同様、セットプレーの守備を確認後、全選手が参加して遊びの要素が強いミニゲームを実施した。決勝を前にしても自然体を貫いた。

今季、湘南から加入した永木は「ここ3日間の練習はいつも通りの雰囲気だった。鹿島には大舞台に慣れている選手がたくさんいて、自分もそれに合わせられたので全然緊張していない」と、気負いなく話した。

今季、浦和とは1勝1敗。7月の第2ステージはホームで逆転負けを喫した。先制した2分後に同点に追い付かれるまずい試合運びで、相手を勢いに乗せてしまった。その試合でゴールを決めた土居は「得点することは大事だが、失点しないことが最優先」と守備意識を高めた。

鹿島はこれまで5度CSに出場。1998年から3度のCSは負けなしで優勝しており、短期決戦の戦い方を熟知している。浦和とのCSは今回が初めて。01年に出場した曽ケ端は「難しい状況やファイナルは何度も経験した積み重ねがある」と、頼もしく語った。      (藤崎徹)

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