日刊鹿島アントラーズニュース

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2016年12月30日金曜日

◆柴崎がコンディション不安一蹴の2アシスト!!鹿島19冠王手「次が大事」(ゲキサカ)


http://web.gekisaka.jp/news/detail/?206568-206568-fl



[12.29 天皇杯準決勝 横浜FM0-2鹿島 ヤンマー]

 チャンピオンシップからクラブW杯を戦う過密日程の影響か、体調不良で24日の準々決勝・広島戦を欠場していたMF柴崎岳だが、スタメンに復帰。「多少不安があった」というコンディションだが、「試合ではしっかりできた」。2アシストとしっかり結果を残し、鹿島アントラーズを決勝へと導いた。

 試合巧者たる所以を体現する勝利になった。序盤から圧倒的に攻め込まれていた鹿島だが、失点せずに我慢し続けると、前半41分のワンチャンス、右サイドから柴崎が上げたクロスをFW土居聖真が頭でねじ込み、先制に成功。

 後半28分には直前のプレーで横浜F・マリノスに“幻のゴール”があった流れから、カウンターを発動。柴崎のクロスから途中出場のFW鈴木優磨が蹴り込み、勝負を決めた。

「(1点目は)ちょっと長いかなと思ったが、よく触ってくれた。2点目は相手のミスからですけど、味方が繋いでくれたので、僕は出すだけだった」

 評価を上げたクラブW杯。アジア勢として初めて決勝に進出し、レアル・マドリー相手に善戦。2ゴールを決める活躍を見せた柴崎の存在は、欧州でも大きく報道された。

 柴崎は「またああいった舞台で、もっとガチンコ勝負で、五分以上のサッカーをやれるようにしたい」と話す。そのためにはまだまだレベルアップが必要だと説く。「まだ何も勝ち得ていない。次が大事かなと思います。タイトルを獲ることでチームは成長していくと思う」。鹿島はまたもレベルアップのチャンスを得た。

 決勝はの相手は川崎フロンターレに決定。1月1日、吹田スタジアムで14時にキックオフする。

(取材・文 児玉幸洋)

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