J1清水エスパルスは27日に浦和と対戦(アイスタ、午後6時)する。最終調整した26日、MF増田誓志(32)が左もも裏痛で別メニューとなった。出場は微妙な状況で、“スクランブル布陣”を敷く可能性が出てきた。
万が一、増田が間に合わなかった場合はMF六平をボランチに上げ、DF鎌田を空いた右サイドバックに配置する案が浮上。六平は「昨日(25日)も少しボランチで練習したし、やるしかない」と急なポジション変更にも対応する構えだ。
今週の公開練習ではMF枝村を2トップの一角でもテスト。小林伸二監督(57)は「相手の裏が取れる。嫌らしいことができる」と“秘策”に期待。ベテランも「状況に合わせて動く。1点でも取れれば」と意気込んだ。また、最終ラインではDF角田が10試合ぶりに先発する可能性も。「3連敗は絶対できない」と腕をぶした。個々が役割を全うし、苦境を脱する。(武藤 瑞基)
【清水】増田、出場微妙でスクランブル布陣 六平ボランチ、鎌田は右SB