明治安田生命J1リーグ第24節でセレッソ大阪を1-0で下した鹿島アントラーズ。決勝点をマークしたMFレアンドロがゲームを振り返った。
26日に明治安田生命J1リーグ第24節が行われ、鹿島アントラーズがアウェイでセレッソ大阪を1-0で下して2連勝を飾った。鹿島のレアンドロが試合を振り返った。
首位の鹿島と2位のC大阪の直接対決となった一戦で、決勝ゴールを挙げたレアンドロ。ブラジル出身のMFはチームにとって重要な勝利だったと話す。
「順位的に直接対決だったので、間違いなく重要な勝利だと思います。C大阪と距離が離れることができたという意味では、非常に重要な勝利だった」
前半をスコアレスで折り返した試合は、後半もスコアが動かずに0-0のまま試合終了かと思われた88分、右サイドでボールを持った金崎夢生のクロスを、ファーサイドで受けたレアンドロが完璧なコースに流し込んで値千金の決勝ゴールを奪取した。
「非常に素晴らしいクロスが上がってきた部分と、やっぱりコントロールですね。自分のイメージ通りにボールを落とせた。あとはしっかりと決めるだけでした」とゴールシーンを振り返ったレアンドロ。チームを2連勝に導く貴重な決勝ゴールとなった。
それでも、終盤までC大阪ゴールを割ることができなかったが、レアンドロは焦らずチャンスを伺っていたようだ。
「順位的なところで2位のC大阪は、当然ながら出てこなくてはいけないというところで、僕たちはどこかの場面でカウンターなり流れの中でチームが得点するチャンスが出てくるだろう信じていました。そういった状況から得点は生まれると思うので」
「もう少しスコアを増やすことができたけれど、上手くいかなかったところは反省しなければいけないですが、みんなで信じてやっていたと思います」
ここ一番で持ち前の勝負強さを発揮した鹿島。昨シーズンのJリーグ王者が、最速で勝ち点を50台に乗せている。
決勝点の鹿島MFレアンドロ、首位攻防戦白星に満足「間違いなく重要な勝利」