平成29年度第96回全国高等学校サッカー選手権大会の組み合わせ抽選会が20日に行われ、山梨学院高等学校の主将を務める加藤拓己が自身の思いを語った。
12月31日の初戦では米子北高等学校との対戦が決まったが、この結果を受けて「今年は強豪揃いですが、米子北に『山梨学院引いて嫌だな』と思わせていたら、そこで自分たちの勝ちですし、自分たちは屈することなく、米子北に勝つだけ」と自信満々に発言。
自ら「強気な発言かもしれないですけど」と前置きしながらも「今のチームの勢いから、負ける気はしないし、失点する気もしない。大量得点、無失点を目指したい」と抱負を語った。
前回大会では駒澤大学高等学校に敗れ、ベスト16で敗退。加藤は左足くるぶしの骨折でピッチに立てず、悔しい思いを残して大会から姿を消すことになったが「前回の先輩たちの記録を超えれば、先輩たちも喜んでくれると思う」、「まずは前回のベスト16を超えること。そして、ベスト4まで行って、みんなで埼スタで試合をして優勝できれば。星をもう一つ増やせれば」と“前回大会超え”を力強く宣言した。
U-18日本代表としても経験を積み、「大人数の前でプレーすることは慣れたというか、経験しているから」と手応えを明かした加藤。「高いレベルを経験して、代表に入っていない選手たちと対戦した時に抑え込まれることがないように、ということは自分のモチベーションになっている」と続け、本大会での活躍を見据えた。
個人としてもちろん狙うのは「得点王」。「まずはチームで優勝すること」に専念すると強調しながらも、「自分らしくやっていければ、結果もついてくる自信がある」と意気込んだ。
山梨学院主将の加藤、ベスト16超え誓う…目指すは「大量得点、無失点」&「得点王」