日刊鹿島アントラーズニュース

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2017年11月22日水曜日

◆【高校サッカー】仙台育英、王者鹿島のDNAで勝つ…組み合わせ抽選会(報知)




 第96回全国高校サッカー選手権(12月30日開幕、埼玉スタジアムほか)の組み合わせ抽選会が20日、東京・港区の日本テレビで行われた。東北勢の初戦は別表の通り決定。前回、初の全国制覇を果たした青森山田(青森)は第1シードで、来年1月2日に2回戦で草津東(滋賀)と対戦する。勝ち進めば、準々決勝で千葉県代表と激突の可能性もある“死のブロック”に入った。DF小山内慎一郎主将(3年)は、偉業を遂げた昨季に負けない「スター軍団」で2連覇することを誓った。

 “王者のDNA”を受け継ぎ、全国制覇を狙う。5年ぶり32度目の出場となる仙台育英(宮城)は、初戦の相手が高松商(香川)に決定。石川巧実主将(3年)は「相手がどこだろうと、自分たちのサッカーをやるだけ。出てない選手のためにも、1つでも多く勝つ姿を見せたい」と意気込んだ。

 チームに意識改革をもたらしてきた。石川主将は茨城・鹿嶋市の出身で、常勝軍団のJ1鹿島のジュニア、ジュニアユースで計6年間プレーした。「『走る、戦う、声を出す』というのは鹿島でいつも言われていたし、サッカーで勝つための3つの要素。みんな応えてくれて、できるようになってきた」とうなずいた。

 宮城県最多の選手権出場を誇りながら、ここ4年間は県大会で苦杯をなめてきた。城福敬監督(60)は「悔しい思いを4年間やっているから、この3年生はガタガタと崩れない。おかしいところがあっても自分たちで修正できる。任せられるし頼もしい」と石川ら3年生に信頼を寄せている。

 仙台育英といえば野球部が全国的な強豪。「野球部のイメージがあると思うけど、悔しい気持ちもある。新たな歴史をつくっていきたい」。チームを変えたいと、主将に就任して掲げた目標は日本一。頂点に向かって、最後まで走り続ける。(山口 泰史)

【高校サッカー】仙台育英、王者鹿島のDNAで勝つ…組み合わせ抽選会

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