[12.16 E-1選手権 日本1-4韓国 味スタ]
難しい状況での代表デビューとなった。日本代表MF三竿健斗(鹿島)は1-3の後半21分、MF井手口陽介に代わって途中出場。負けている展開でアンカーに入った21歳は「セカンドボールを拾って、シンプルにボールを動かして、リズムをつくろうと思った」と、A代表デビューのピッチに立った。
4失点目を喫した直後の後半25分からはダブルボランチにシステムが変わった。球際で体を張り、積極的にボールに絡もうとしたが、流れは変わらず。韓国の印象については「ボール際の勢いや気持ちはすごい伝わってきた」と率直に認めた。
ライバルである韓国に4失点の完敗。試合後はゴール裏のサポーターからブーイングも飛んだ。「仕方がないと思う。ホームで大敗しているので、それはしっかり受け止めないといけない」。一敗地に塗れた屈辱のデビュー戦。この苦い経験を今後の糧にしていきたい。
(取材・文 西山紘平)
屈辱のデビュー戦…三竿、試合後のブーイングは「仕方ない」