日刊鹿島アントラーズニュース

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2018年6月14日木曜日

◆縦パス冴えた柴崎岳、香川との新ホットラインに手応え「多くのアイデアを持つ選手」(GOAL)



柴崎岳

パラグアイ戦で先発フル出場を果たした柴崎岳は、確かな手応えをつかんでロシア・ワールドカップへと臨む。




ロシア・ワールドカップ前最後の実戦で全員が結果を求めていた。その中でパラグアイからもぎ取った逆転勝利。先発フル出場を果たした柴崎岳は「負けや引き分けるよりは、何より大事な結果だったと思いますし、しっかり気を引き締めていかないといけないですけど、自信を持っていきたいです」と語った。

パラグアイ戦で先発した柴崎は、前半から縦パスや裏へのパスなど積極的に前へと送っていく形が目立った。「空いている選手がいれば、前を向ける状況であれば、入れるべきだと思いますし、また良いサポートが近くにいるのであれば、無理やりでも入れていけば、コンビネーションもできてくるので、そういうところはある程度強気にいけたかなと思います」と意識的に増やしていたことを明かす。

さらに、そのパスを間で受けることの多かった香川真司との関係性には手応えを感じているようだ。

「リスクと隣り合わせみたいな部分もありますけど、そこはやっぱり判断して、通せるのか通せないのか、で大きく展開も変わってくると思うので。あとはトップ下が真司さんだったので、よりそういったパスは意識して、彼に預けていこうという部分はあった。反転が得意な選手ですし、そういったボールを入れれば、多くのアイデアを持っている選手なので、そこはすごいやりやすかったです」

西野朗監督就任後、初のゴールが生まれて白星をつかんだ。柴崎は勝利という結果を前向きに受け取りつつ、失点したに関して反省も忘れなかった。

「結果が出たのが一つ大きな収穫だったかなと思いますし、このまま負けたり引き分けで入るよりは良いかなと思っているので、この勝利を教訓として気を引き締めて、初戦に入っていけるようにしたい。4点取りましたけど、最近は点が取れていなかったので、そこが取れたのは非常に大きいと思いますし、ただ失点の部分もしっかりと見つめ直していかないといけないかなと思います」

ロシア・ワールドカップ初戦で対戦するのは、パラグアイと同じく南米のコロンビア。今回の勝利を弾みとすることができるのか、ピッチ上に注目が集まる。


縦パス冴えた柴崎岳、香川との新ホットラインに手応え「多くのアイデアを持つ選手」

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