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ポゼッションの日本とカウンターのウルグアイという、得意とするスタイルでの戦いに持って行くことができるか。MF柴崎岳(ヘタフェ)は「日本はボールを持つことがチームの強み。そのためには安易なミスを少なくしたい」と、ウルグアイ戦に向けての課題を挙げた。
チリとの初戦では球際での相手のプレッシャーにこらえきれず、個人としてもチームとしてもボールロストの回数が多かった。しかし、これでは日本の持ち味であるポゼッションサッカーを実現することはできない。「ボールロストの回数は減らさないといけない。それに、ミスが重なると疲労度も上がる」。
昨年10月のキリンチャレンジ杯での対戦時にも出場し、日本は4-3で勝利した。ウルグアイの主力選手の中ではFWルイス・スアレスこそ不在だったが、FWエジソン・カバーニをはじめ、多くの選手が出場していた。
「相手のメンバーは前回とそんなに変わっていないし、非常に能力の高い選手が各ポジションにいる。特にストライカー。スタメンで出ている2人もそうですし、ベンチの2人もリーガで活躍している。攻撃陣には特に注意したい」
実力差のある日本に対し、連敗は許されないと考えるであろうウルグアイの心理状況をうまく利用したいという考えもある。「勝ちたいのは僕らも一緒ですが、勝たなければいけない気持ちを持っているのはウルグアイ。粘り強く対応して向こうに焦る気持ちを持たせるのも戦略の一つとしてあるのかなと思う」。
自身の役割はゲームをコントロールすることにあると考えている柴崎。まずは日本がボールを保持しながら得点シーンをつくっていくことを第一歩としながら、勝利を目指す。
(取材・文 矢内由美子)
◆“負けられない”ウルグアイの心理を利用…MF柴崎岳「それも戦略の一つ」(ゲキサカ)