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バルセロナへの移籍がクラブ間合意に至っている安部裕葵は、現地時間15日にメディカルチェックを受けるようだ。
鹿島からバルセロナへの移籍でクラブ間合意に至っている日本代表MF安部裕葵について、現地メディアが伝えた。
スペイン『ムンドデポルティーボ』は「バルセロナBチームは月曜(15日)から始動する」との見出しで、安部の写真を大きく使ってその動向を報じている。
「アスルグラーナのセカンドチームは新たな選手を複数加えて月曜からスタートを切る」
「オランダからやってきたルドヴィト・ライス(元フローニンゲン)と、マイク・ファン・ベイネン(元NACブレダ)はすでに契約書にサインをしていて、月曜には安部裕葵がメディカルチェックを終え、それに続くだろう」
「ライスも安部も、トップチーム帯同のチャンスがあるかと思われたが、おそらく彼らはBチームから始動することになる」
バルセロナへの移籍が基本合意に至った安部は、当面のところBチームが主戦場となりそうだ。その一方で、トップ昇格に向けた道はかなり険しいものと見られる。
「おそらくフベニールA(U-19)のアルナウ・コマス、ルーカス・デ・ベガ、セルジ・ソラーノらもここに加わる。その他、まだ未定だがさらに下のカテゴリーにいるイライクス・モリバとアンス・ファティもクラブ側と新契約を結ぶ可能性が高い。そしてアフリカネーションズカップ参加組のムサ・ワゲもいる」
「その他にレンタルバック組もいることから、バルセロナBの指揮官ガルシア・ピミエンタは8月までに何人かのプレーヤーを見切ることになるかもしれない」
記事によると、安部裕葵は現地時間15日にメディカルチェックを受け、同日に正式契約を交わす見通し。その翌日からバルセロナBチームに参加する予定となっている。バルセロナBはユース~U-23世代の有力選手がひしめいている状況となるが、そんな中でも安部は存在感を示すことができるのだろうか、新天地カタルーニャでの活躍が期待される。