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過去の“大型補強”にフォーカス 鹿島MFセルジーニョを1人目として紹介
鹿島アントラーズは昨季のAFCチャンピオンズリーグ(ACL)で、クラブ史上初の優勝を達成した。決勝ではペルセポリス(イラン)を2戦合計2-0で破ったが、第1戦で2点目を挙げて優勝に貢献したMFセルジーニョにアジアサッカー連盟(AFC)公式サイトが注目。「ACL優勝に導いた夏の補強5人」と特集を組み、その1人に選出している。
セルジーニョは2018年8月に母国ブラジルの名門サントスから鹿島に加入。シーズン途中の加入ながら昨季のACLでは6試合5得点とハイペースで得点を量産し、鹿島の初優勝に大きく貢献した。今季のACLでも8試合3得点を記録しており、“ACL男”と表現して差し支えない活躍を披露している。
そんななか、準々決勝で浦和レッズとの対戦が決定している上海上港が、プレミアリーグのウェストハムからオーストリア代表FWマルコ・アルナウトビッチを獲得。優勝を目指すうえでの大型補強と目されることもあり、AFC公式サイトは「ACL優勝に導いた夏の補強5人」を特集。その1人目としてセルジーニョの名前を挙げ、次のように紹介した。
「最も近年では、昨夏に鹿島へと加入したブラジル人アタッカーであるセルジーニョが挙げられる。ブラジルのビッグクラブから加わると、2018シーズンのACL決勝トーナメントで大爆発を見せた。決勝では最も重要なゴールを決めた。ペルセポリスGKアリレザ・ベイランヴァンドを破るクレバーなアウトサイドキックが、鹿島に第1戦での勝利をもたらしている」
鹿島の歴史に名を刻んだセルジーニョに加え、AFC公式サイトはブラジル代表MFパウリーニョ(トットナム→広州恒大/2015年6月)、オーストラリア人DFブレンダン・ハミル(城南FC→ウェスタン・シドニー・ワンダラーズ/2014年7月)、元セネガル代表FWママドゥ・ニアング(フェネルバフチェ→アル・サッド/2011年9月)、元シエラレオネ代表FWモハメド・カロン(モナコ→アル・イテハド/2005年7月)を列挙。それぞれの栄光の軌跡を振り返った。
8月27日に第1戦が行われる準々決勝では、その系譜に続かんとするアルナウトビッチと浦和が対峙することになる。欧州での確かな実績を誇るストライカーとの対戦は、注目を集めそうだ。
(Football ZONE web編集部)
◆「ACL優勝に導いた夏の補強5人」をAFC公式が特集 鹿島MFも選出「大爆発を見せた」(FOOTBALLZONE)