
日刊鹿島アントラーズニュース
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2019年7月14日日曜日
◆2019明治安田生命J1リーグ 第19節(オフィシャル)

海賊フラッグ(スカル&クロスボーン) ■ みんなが憧れる部屋に大改造! 自慢の逸...
2019年07月13日(土) 19:03キックオフ ユアテックスタジアム仙台
【入場者数】17,639人 【天候】晴、弱風、 気温24.4度、 湿度64.0% 【ピッチ】全面良芝、水含み
【主審】山本 雄大 【副審】八木 あかね 【副審】堀越 雅弘 【第4の審判員】林 可人
明治安田J1 第19節
杜の都で圧巻のゴールショー!仙台を好守で圧倒して、完封勝利!
アントラーズは明治安田J1第19節でベガルタ仙台と対戦した。立ち上がりから試合の主導権を握ったアントラーズは、16分にセルジーニョのゴールで幸先よく先制に成功すると、前半アディショナルタイムには再びセルジーニョのゴールでリードを広げ、試合を2-0で折り返す。後半に入ると、守勢に回る時間帯が続いたが、それでも67分に白崎が試合を決める追加点を奪うと、75分には土居がダメ押しの4点目を決めて、スコアは4-0。リーグ戦2試合連続の完封勝利を収めた。
▼▼DAZN MATCH HIGHLIGHTS▼▼
1週間前のホーム磐田戦。アントラーズは試合を通して磐田に攻め込まれる苦しい展開となったが、29分に相手のオウンゴール、40分には小池が左サイドのタッチライン際から見事なロングシュートを決めて、2-0と完封勝利を収めた。
だが、指揮官は試合後の会見で「ラッキーな形で得点が生まれたが、その後は反省の多い90分間だった」と振り返った。目標の勝ち点3こそ掴んだが、決して満足できる試合内容ではない。「次の試合に向けて、しっかり休んで、ケガ人も含めて次の試合に向け準備していきたい」と、中6日で迎える仙台戦に向けて、すぐに意識を切り替えていた。
チームは2日間のオフを経て、火曜日から練習を再開。仙台戦への準備を進めた。対戦相手の仙台は、フォーメーションを3-5-2から4-4-2へ変更してから調子を上げており、前回対戦時から順位を降格圏の17位から11位まで上昇させている。試合前日に白崎が「ホームでは勝ったが、次は相手も違う気持ちで向かってくると思う。その時のメンバーから変わっているので、まったくの別物としてやらなければいけない」と語っていたとおり、選手たちもホームとアウェイでは異なる試合展開になることを覚悟して、ユアテックスタジアム仙台へ乗り込んだ。
迎えた試合当日、指揮官は磐田戦と同じ先発メンバーをピッチへ送り出した。GKは守護神クォン スンテ、最終ラインは右から永木、犬飼、町田、小池が入る。ボランチは、三竿とレオ シルバがコンビを組む。サイドハーフは右にレアンドロ、左に白崎。前線は土居とセルジーニョが務める。ベンチには、曽ケ端、小田、ブエノ、名古、金森、伊藤、山口が入った。
土曜日のナイトゲーム、ユアテックスタジアム仙台には続々と背番号12が詰めかけた。ビジタースタンドを埋め尽くすアントラーズファミリーとともに闘う90分が始まる。アウェイでも狙うは勝ち点3のみだ。
19時03分。戦いの火蓋が切って落とされた。
アントラーズは立ち上がりから仙台を圧倒する。まずは2分、スローインから土居が相手の最終ラインの裏に抜け出すと、中央へ折り返し、最後はレアンドロがシュートを放った。惜しくもこれは枠を捉えられなかったが、左右のスペースに流れてボールを引き出す土居を中心に、厚みのある攻撃で仙台を自陣へと押し込んだ。
11分にも決定機がアントラーズに訪れる。永木からのスルーパスで最終ラインの背後をとった土居がGKとの1対1を迎える。土居は狙いすましてゴール左を狙ったが、惜しくもGKに阻まれ、先制点には至らなかった。
その後も仙台を圧倒するアントラーズ。14分には右からのコーナーキックに町田が飛び込み、ヘディングシュートを放ったが、相手DFに当たり、これも得点には至らなかった。
立て続けにチャンスをつくり、攻勢を強めるアントラーズ。すると、16分にようやく待望の瞬間が訪れる。最終ラインから丁寧なビルドアップで仙台のプレスを剥がすと、永木からセルジーニョへ1本の縦パスが通る。前を向いたセルジーニョから右サイドを並走した土居へパスが渡ると、ここから土居は速いクロスをゴール前へ送った。ゴール前に走りこんだ白崎には合わなかったが、逆サイドでボールに追いついた小池がダイレクトでゴール前へ折り返すと、このクロスにセルジーニョが合わせ、ゴールネットを揺らした。1-0。アントラーズは、立ち上がりの良い流れからそのまま先制点を奪うことに成功した。
先制に成功したアントラーズは、レオ シルバ、三竿を中心に、長短のパスをうまく使い分けてビルドアップを行い、ファイナルサードでは土居、セルジーニョの2トップを中心に仙台の守備陣を翻弄していく。
28分、再びアントラーズにチャンスが訪れる。レオ シルバからのパスを受けたセルジーニョがボールを落とし、レアンドロがペナルティエリア手前から右足で鋭いシュート。良いコースに飛んだが、これは相手GKシュミット ダニエルの好セーブに阻まれた。
このプレーで右からのコーナーキックを得たアントラーズは、再び決定機を迎える。キッカーの永木から送られたボールをセルジーニョが頭で合わせてシュート。このボールにレアンドロが反応するも、触れることが出来ず、ポストに当たる。跳ね返ったボールを町田がヘディングで押し込み、ゴールネットを揺らした。しかし、レアンドロが反応したプレーがオフサイドとなり、ゴールは認められなかった。
その後もアントラーズは試合の主導権を譲らずにゲームを進めていった。低い位置のボールロストからピンチを迎える場面は見られたが、守護神クォン スンテを中心とした守備陣が最後の局面で身体を張り、失点を許さない。
すると、前半アディショナルタイム1分。レアンドロから右サイドに流れた土居へボールが渡ると、土居はGKとDFの間にグラウンダーでクロスを入れる。相手DFに当たり、こぼれたボールを後ろから走りこんだセルジーニョがシュート。これがゴールネットに突き刺さった。2-0。前半終了間際に待望の追加点を奪うことに成功した。
前半はこのまま2-0で終了。指揮官はロッカールームで「後半も両サイドを起点にゲームを組み立てよう」、「ディフェンスの時は、ボールへのアプローチを忘れないこと」、「一人一人が良い距離間を保ち、積極的に戦おう」とポイントを伝え、選手たちを再びピッチへと送り出した。
しかし、後半立ち上がりは仙台に押し込まれる展開となる。50分には左サイドの蜂須賀から、51分には右サイドの関口から、立て続けにクロスを入れられ、ピンチをつくられてしまう。だが、どちらもゴール前で町田が相手FWに身体を寄せてシュートを打たせず、失点を許さなかった。
試合の流れが仙台に傾きかけていた67分、アントラーズはカウンターからチャンスをつくる。右サイドでボールを受けたレアンドロは、ペナルティエリア右外までドリブルで運び、中央へクロス。このボールにセルジーニョが合わせてヘディングシュートを放った。これは惜しくも相手GKの好セーブに阻まれたが、こぼれ球に素早く反応した白崎がダイレクトでシュートを放ち、ゴールへと押し込んだ。3-0。相手に傾きかけていた試合の流れを引き戻す、貴重な追加点を奪った。
決定的な追加点を奪ったアントラーズは、73分に1人目の選手交代を行う。チーム3点目を演出したレアンドロに代えて名古を投入した。
すると、75分に再び歓喜の瞬間が訪れる。三竿、永木、途中出場の名古が絡み、右サイドを細かいパス交換で突破すると、名古からのパスを受けたセルジーニョがゴール前へグラウンダーのクロスを入れる。これを土居が冷静に右足で合わせて、ゴールネットを揺らした。
リードを4点に広げたアントラーズは、78分に伊藤、86分にブエノを投入。リーグ戦2試合連続の完封勝利を目指して、最後まで集中を切らさずに、チーム一丸となって戦い続けた。
そして、試合終了を告げるホイッスルが鳴った。スコアは4-0。好調仙台を相手に攻守両面で圧倒し、アウェイで価値ある勝ち点3を掴み取った。この勝利はチームにさらなる自信をもたらすだろう。
次なる戦いは、中6日で迎える明治安田J1第20節。リーグ前半戦で敗戦を喫した鳥栖と対戦する。難しい相手だが、国内タイトル奪還に向けて、絶対に勝たなくてはいけない。カシマスタジアムに集う大勢のアントラーズファミリーとともに、このまま連勝街道を突き進もう。
【この試合のトピックス】
・セルジーニョが今季公式戦通算10ゴールを記録
・セルジーニョがアントラーズ加入後初のリーグ戦2ゴールを記録
監督コメント[ハーフタイム]
鹿島アントラーズ:大岩 剛
・後半も両サイドを起点にゲームを組み立てよう。
・ディフェンスの時は、ボールへのアプローチを忘れないこと。
・一人一人が良い距離間を保ち、積極的に戦おう!
ベガルタ仙台:渡邉 晋
・ラインを上げよう。
・シンプルに味方を使ってあげよう。
・オープンな展開にすることなく、パワーを出してひっくり返すぞ。
[試合後]
鹿島アントラーズ:大岩 剛
この1週間は仙台戦のための準備をしてきた。準備してきたことを、選手たちがピッチで非常に良く表現してくれて、いい結果を得ることができた。非常に評価できるゲームだったと思う。
ベガルタ仙台:渡邉 晋
我々がホームで勝てているシチュエーションや、シュミット ダニエル選手の最後のゲームということで、いろいろな期待をもって、サポーターの皆さんが集まってきてくれたと思うが、このようなゲームになってしまって本当に申し訳なく思っている。ゲームの入りがすべてだった。そこで、腰が引けてしまう、ラインが上がらない、自由にやられてしまう、そういう状況から何とか持ち直したが、イージーな失点をしてしまった。ハーフタイムで修正をして後半の頭からは攻勢に出たが、仕留めきれなかったというところで、流れがまた相手に渡ってしまった。0-4というスコアほどの差はないと感じている。ちょっとの隙を与えれば、その隙を突いてくるのが、アントラーズのしたたかさだと思う。我々の自滅というようなゲームだった。
選手コメント[試合後]
【セルジーニョ】
2得点は非常に嬉しいが、アウェイで勝てたというところに一番の喜びを感じている。自分と土居選手の2人で動き出して、チームメイトに選択肢を与えることを意識しながらプレーをしていた。ただ、今日一番良かったことは、みんなが慌てずにグラウンダーでパスをつなぐということを意識してできたところだと思う。
【犬飼 智也】
チーム全員で立ち上がりから集中して出来ていた。結果に満足している。相手にボールを持たれても慌てることなく、自分たちでアクションを起こすところと、無理にいかないところの判断がうまく出来た。
【永木 亮太】
ポジショニングのところは意識してやっていた。相手のサイドハーフの裏が空くという分析をしていたので、そこはスタッフによるスカウティングの賜物だと思う。自分たちでビルドアップして、工夫しながらできていた。最近の試合では、ビルドアップから、なかなか点を取ることが出来ていなかったので、ビルドアップからの得点が取れて良かった。
【クォン スンテ】
アウェイの試合だったので、簡単な試合ではなかったが、みんなが必死に頑張ってくれたので勝つことが出来た。前節は結果では勝利したものの、シュート数や内容では負けに等しいゲームだった。そこを修正して、攻撃陣がシュートを意識しながらプレーできていたのが今日の結果につながったと思う。守備陣もしっかり準備をして、これからも無失点で抑えることを目標にして頑張っていきたい。
【小池 裕太】
攻撃の部分で絡んでいけるように意識していたので、得点に絡むことが出来てよかった。アシストの場面は、折り返せば誰かいるという感覚だった。抑えて蹴ることが出来た。
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