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◆明治安田生命J1リーグ▽第16節 浦和1―1鹿島(31日・埼玉スタジアム)
鹿島は後半43分に同点弾を与え、勝ち点3を逃した。0―0で迎えた後半32分にFW土居聖真のクロスを途中出場のFW伊藤翔が頭で仕留めて先制に成功。その後も前掛かりになる相手の背後を果敢に攻めたが、一瞬の隙を突かれて元同僚の浦和FW興梠慎三に同点ゴールを許した。
採点と寸評は以下の通り。
大岩剛監督【5・5】△からの●は勝ち点1の損失だが、○からの△はマイナス2ポイント。より慎重に。昨季最も機能した逃げ切り策「永木サイドハーフ」そろそろ解禁を
GK権純泰【6・5】守護神帰還。左手1本セーブと右手1本セーブで2点分は防いだ
DF永木亮太【6・0】3人が務めた右MFとのバランスをうまく調整しつつ、行く時はガツンまたはズサッと奪う
DF犬飼智也【5・5】オフサイドを1本も取れず1トップ2シャドーの飛び出しに苦戦。裏パス時に両足横並びは絶対にダメ
DF町田浩樹【5・5】失点時はボールに触れられず。完璧クロスと熟練駆け引きを弾いてこその190センチCB
DF小池裕太【5・0】攻撃時は俊足だが、守備時、特に右からのクロス対応時はかなりの鈍足に見えてしまう
MF三竿健斗【6・5】ボール奪取に加えFWへのくさびパスも自分のものにしつつある。あとはピッチ全体見る視野と展開力
MF名古新太郎【6・0】前を向いた時の最大瞬間風速はレオシルバよりも上。もう少し散らす意識があってもよかったか
MFレアンドロ【5・0】諸刃の剣タイプなのは百も承知だが、この日に限ると刃は鹿島側にのみ向いていた
MF白崎凌兵【6・0】両チームトップ11・3キロ走るも…。右が機能しない日は守備タスク減らしてでも左で作りたい
FW土居聖真【6・5】前半は受けどころを探すだけで終わったが後半は生き生き。フワリクロスで伊藤弾アシスト
FWセルジーニョ【5・5】ヘッドは惜しくもバー直撃。右MF適正をある程度証明も、先発では守備面で少々危険か
FW伊藤翔【6・0】後半19分IN。頭で先制点。ゴールへのパスは上々も味方へのパスは届かなかったりずれてしまったり
MF遠藤康【―】後半40分IN。出場時間短く採点なし
FW上田綺世【―】後半44分INでJデビュー。出場時間短く採点なし
西村雄一主審【5・5】基準自体はぶれていない。山中ハンド疑惑はリプレイ映像なく確認できず
※平均は5・5~6・0点。
◆【鹿島】採点&寸評 首位と勝ち点4差3位浮上だが…終了間際失点で痛み分けドロー(報知)