◆◆サッカーダイジェスト / 2019年8月8日号
[8.10 J1第22節 鹿島2-1横浜FM カシマ]
FW上田綺世の奪ったプロ初ゴールに恩師も目尻を下げた。
7月末に法政大を退部して鹿島アントラーズに入団した上田は、7月31日の浦和戦に途中出場してデビュー。翌節の湘南戦、そして3戦目、ホームデビュー戦となった横浜FM戦も途中出場となったが、最終盤の同43分にFW土居聖真の落としをバックステップからの落ち着いたシュートで、プロ初ゴールとなる決勝点を奪ってみせた。
法政大もこの日は関東大学リーグの前期最終節で駒澤大に5-0で快勝。試合後に上田の初ゴールを伝え聞いた長山監督は「ホーム初戦ですよね?持ってるな」とニンマリ。「綺世ならもっとやれると思うので、点を取り続けてほしい」と更なる爆発、そして14日には天皇杯G大阪戦があることもあり、「彼も行く前に言ってましたけど、切磋琢磨してというところで、いい刺激を受けた。天皇杯前にやってくれたのでモチベーションにしたい」とチームへの相乗効果を期待していた。
(取材・文 児玉幸洋)
◆上田綺世プロ初ゴールに恩師もニンマリ「綺世ならもっとやれる」(ゲキサカ)