スペインメディア、22人中13人が2023年6月で契約満了、そのうち6人“条項付き”と報じる。
スペイン2部CDレガネスに所属するカタール・ワールドカップ(W杯)日本代表のMF柴崎岳が2023年夏で、契約満了を迎える。スペインメディア『アス』は1月3日、レガネスの主力選手の契約状況を整理。今年5月で31歳になるセントラルミッドフィルダーには、延長オプションがついていないと報じている。果たして、これまで噂にあった鹿島アントラーズへの復帰はあるのか!?
今季の柴崎は5日現在、リーグ14試合・1アシストを記録(日本時間7日早朝、CDルーゴ戦)。カタールW杯の準備など日本代表での不在期間も影響し、完全なレギュラーとは言えない状況にある。またチームも13位と低迷している。
『アス』によると、22人中13人が今季で契約満了を迎える。そのうち6人が出場数や1部昇格など条件を満たせば、延長あるいは完全移籍への移行などオプションがついている。
柴崎はその“6人”に入っていない。つまりこのまま行くと、契約満了を迎えることになる。同メディアは日本代表MFを、カメルーン人のベテランDFアラン・ニョムとともにチームの「契約が終了してしまうキーパーソン」に挙げている。
昨季はデポルティーボ・ラ・コルーニャでプレーしたものの、チームは3部に降格。現地では責任を感じる柴崎は残留を希望したと言われるが、契約条項により退団してレガネスへ移籍した。そしてカタールW杯の日本代表入りを果たしてチームを支え、ベスト16進出に貢献。ただし自身は一度もピッチに立てなかった。天才肌のゲームメーカーはこのあと、果たして何を目指すのか。その優先事項によって、選択は大きく変わってきそうだ。
鹿島への復帰の噂も出ているが――果たして!? あるいは移籍金の発生する、この冬の移籍もあり得るのだろうか。
◆鹿島復帰も!?日本代表MF柴崎岳が今夏で契約満了、「延長オプションなし」(サカノワ)