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2023年12月6日水曜日

◆岩政大樹監督が電撃退任 7季連続無冠、J1鹿島は大混乱 最後のジーコチルドレン退団〝ブラジルルート〟も完全消滅(zakzak)



岩政大樹


サッカーJ1鹿島は4日、岩政大樹監督(41)の退任を発表。契約満了ではあるが想定外の電撃退陣で、7季連続無冠となった名門クラブは大混乱に陥っている。

岩政監督は「後悔はありません。選手時代も含めて約12年間、ほんとうにありがとうございました」とコメントを発表。昨季コーチに就任して8月から監督に昇格し、「クラブを救いたい。輝かせたい」と意欲満々だったが、今季もリーグ5位に終わるなどタイトルには届かなかった。

それでも鹿島フロントは来季も続投させる方針だったが、3日にホームで行われた今季最終戦後のセレモニーで、岩政監督が「皆さんとともに戦えて幸せでした。本当にありがとうございました」と突然退任を匂わせる挨拶。一夜明けて退任が発表されるに至った。

鹿島はJリーグ草創期からブラジル人中心の監督選びを続けて一貫した強化を続けてきたが、2011年にJ2大分から招聘した吉岡宗重氏(45)が翌21年に強化責任者の「フットボールダイレクター」に就任。昨季は初めて欧州出身の監督で臨んだが大失敗に終わり、途中解任して岩政氏を後任に据えた。

一方、クラブのレジェンドであるジーコアドバイザー(70)の編成権を剝奪したことで、ブラジルから監督や助っ人を呼ぶルートが完全消滅。21年加入のMFピトゥカ(31)も今季限りで退団し、最後のジーコチルドレンがチームを去る。有力OBの中でもジーコ派は現体制と距離を置くなか、鹿島は次期監督のあてもないまま、激動のオフに突入することになった。 (久保武司)





◆岩政大樹監督が電撃退任 7季連続無冠、J1鹿島は大混乱 最後のジーコチルドレン退団〝ブラジルルート〟も完全消滅(zakzak)





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