日刊鹿島アントラーズニュース

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2023年12月6日水曜日

◆【Jトピ~データで読み解く】アシスト王は鹿島MF樋口、全試合フル出場は鳥栖MF河原ら 各種ランキング(スポニチ)



樋口雄太


 30周年のメモリアルイヤーを迎えたJ1リーグが幕を閉じた。今回はJリーグ公認データ「J STATS」から、全34試合のさまざまな個人ランキングで今季を振り返る。

 初優勝を果たした神戸の立役者、FW大迫勇也は22ゴールで得点王とMVPに輝いただけでなく、ラストパス59本、空中戦169勝など他の項目でもトップだった。FW武藤嘉紀は大迫に次ぐチーム2番目の10得点に加え10アシストと、20年川崎FのMF三笘薫以来のダブル2桁を達成。2人で多くの得点を生み出した。

 他の主なランキングトップは、アシストが鹿島MF樋口雄太の12回。正確なキックが持ち味で、CK7、FK2と計9本がセットプレーから生まれた。

 向かい合う相手に仕掛けるドリブルは、156回の札幌MF金子拓郎。今夏に欧州クラブに移籍しながら、その後も数字を抜かれることなくトップをキープした。スルーパスは柏MFマテウス・サヴィオの113回で、縦関係を組むFW細谷真大に多くのパスを通した。スルーパスを受けた回数は細谷が全選手最多の59回と、数字にも表れている。

 タックルでは、120回の名古屋MF稲垣祥が3年連続でリーグ最多を記録。激しい当たりだけでなく、鋭い洞察力が光っていた。
 全34試合フル出場を果たしたのは、鳥栖のGK朴一圭ら8人。朴は20年に横浜から途中加入すると、そこから116試合連続でフル出場を続けている。今季のセーブ数は、2位以下を大きく離す132回をマークした。

 フィールド選手の全試合フル出場は3年ぶりで、鹿島DF植田直通、浦和DFアレクサンダー・ショルツ、鳥栖MF河原創の3人が達成。特に河原はMFの選手として4年ぶりで、昨季もJ2熊本でフィールド選手として唯一、全42試合にフル出場している。

 ピッチを縦横無尽に走り回り、今季の累計走行距離は全選手で最長の438・6キロ。13・5キロ以上走行した試合のある選手は3人しかいないが、河原は5試合も13・5キロ以上を走り、タフネスぶりを発揮した。
(データ提供・データスタジアム)





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