日刊鹿島アントラーズニュース

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2015年4月1日水曜日

◆柴崎、45メートル弾!GK飛び出しすかさずループ(報知)


http://www.hochi.co.jp/soccer/japan/20150331-OHT1T50233.html



 18年ロシアW杯に向け“プラチナ世代”の2人がアピールに成功した。FIFAランク72位のウズベキスタンと対戦した同53位の日本は、MF柴崎岳(22)=鹿島=が後半35分に45メートルの技あり弾。FW宇佐美貴史(22)=G大阪=も同38分に代表初ゴールを決めて5―1で快勝した。ともに1992年生まれで将来を期待される若手が、バヒド・ハリルホジッチ監督(62)の就任2連勝に貢献した。

 柴崎が約45メートルの超ロングシュートを決めた。後半35分、ボールを拾い、顔を上げた。相手GKの前進が「見えていた」とGKの頭上を越すループシュート。より確実に、得意の右足インサイドでコースを狙った。4バウンド目で相手DFに追いつかれかけたが、DFをブロックするFW岡崎の“アシスト”を受け、ゴールに転がりこんだ。

 「GKをかわそうという考えもあったけど、オカさん(岡崎)のアシストもあって、決められて良かった」。アギーレ前監督の指揮下で代表初出場を果たし、アジア杯UAE戦(1月23日)以来の国際Aマッチ通算3点目。青森・山田中、高―鹿島と強豪を選んだのは、最短距離でA代表に入るため。「日々の練習」を忘れない、柴崎らしいゴールだった。

 途中出場から21分のプレーについて「まだまだトレーニングすべきところがある」と勝利以外は満足していない。また、同年代の宇佐美と共に「日本代表を高いレベルに持ち上げられる選手にならないといけない」と目標も掲げた。ハリル・ジャパンの主軸へ、結果と信頼を積み上げていく。(内田 知宏)

 ◆過去の長距離ゴール

 ▼日本代表 2006年2月18日の親善試合、フィンランド戦(エコパ)の後半12分にMF小笠原満男(鹿島)がハーフライン手前約5メートルの58メートル弾。

 ▼W杯史上最長 78年アルゼンチン大会2次リーグのイタリア戦(6月21日)で、オランダ代表MFハーンが左タッチライン際約40メートルの位置からシュート。左ポストに当たってゴール。

 ▼Jリーグ 04年4月10日、J2での鳥栖戦で横浜CのGK菅野孝憲がペナルティーエリア内から蹴ったFKが、相手GKの前でワンバウンドして頭上を越えて、直接ゴールイン。距離は88メートル。

 ▼イングランド・プレミアリーグ 12年1月4日のボルトン戦でエバートンのGKハワードが90メートル弾。ロングパスがペナルティーエリア前でバウンドし、相手GKの頭上を越えた。

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