日刊鹿島アントラーズニュース

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2015年5月6日水曜日

◆鹿島、逆転負けで1次リーグ敗退(デイリー)



 前半、同点にされ肩を落とすGK曽ケ端ら鹿島イレブン

 「ACL・1次リーグ、鹿島2-3FCソウル」(5日、カシマ)

 最終戦が行われ、H組の鹿島はホームでFCソウル(韓国)に2-3で敗れ、勝ち点6の同組最下位に終わり敗退した。FCソウルは勝ち点9で2位となり、1位の広州恒大(中国)とともに決勝トーナメントに進出した。G組では既に敗退が決まっていた最下位の浦和が敵地でブリスベン(オーストラリア)を2-1で破り、初勝利を挙げた。水原(韓国)と引き分けた北京国安(中国)が1位、水原が2位で16強入りした。

 届かなかった。勝てば無条件で1次リーグ突破が決まる最終戦。2-2の後半ロスタイムに痛恨の3点目を奪われ、勝負は決した。逆転負けを喫し、鹿島のアジアでの戦いは終わった。

 幸先は良かった。前半8分にFW赤崎が豪快なゴールを決めて先制。その後も追加点こそ奪えなかったが相手ゴールに迫る場面もあった。だが、同36分にCKから同点弾を許すと、後半6分にも再びCKから失点。同34分にMF柴崎のゴールで一度は同点に追いついたが、土壇場で力尽きた。

 3連敗から始まった1次リーグだったが、その後は2連勝。地力突破の可能性を残してこの一戦に臨んだ。しかし「アウェーもセットプレーで敗れ、今日もセットプレーで負けた」。セレーゾ監督が嘆いたように、警戒していた部分を防ぎきれずに敗退。試合後はスタジアムに痛烈なブーイングが起こった。

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