日刊鹿島アントラーズニュース

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2015年5月6日水曜日

◆鹿島、最終節で力尽きる…ホームでFCソウルに敗戦し大逆転突破ならず(サッカーキング)


http://www.soccer-king.jp/news/japan/acl/20150505/309551.html


ACLグループステージ敗退が決まりしゃがみ込む鹿島MF柴崎岳 [写真]=兼子愼一郎


 AFCチャンピオンズリーグ・グループステージ最終節が5日に行われ、グループHで鹿島アントラーズとFCソウルが対戦した。

 最終節をお互い勝ち点「6」で迎えた鹿島とFCソウル。今試合は両チームともに自力突破をかけての直接対決となった。鹿島が決勝トーナメントに進出するには、勝利が絶対条件となっている。

 試合は開始8分、鹿島の先制で動く。土居聖真からのパスをペナルティエリア手前中央で受けた赤崎秀平が反転から右足を振り抜くと、シュートはゴール左隅に突き刺さった。29分には、エリア手前右で獲得したFKから遠藤康が直接狙うも、シュートは右ポストに直撃。そのこぼれ球を拾ったカイオが、エリア内右からシュートを放つが、相手GKに阻まれた。

 追加点を狙い攻勢に出ていた鹿島だったが36分に同点弾を許す。FCソウルは右CKから中央のイ・ウンヒが頭で合わせると、シュートは枠の右隅に吸い込まれゴールネットを揺らした。同点とされた鹿島は39分、右サイドの高い位置でボールを奪った遠藤が、自らクロスを送る。ファーサイドにいた山本脩斗が滑り込みながら合わせるが、枠をとらえられなかった。前半は両チームが1点ずつ取り合って折り返す。

 後半に入って、先にゴールを奪ったのはFCソウルだった。51分、右CKのショートコーナーからユン・イルロクがクロスを入れると、ファーサイドのオスマール・バルバが頭で叩き込み、ネットを揺らした。反撃を試みる鹿島は58分、右サイドの西からのクロスをファーサイドの山本が頭で折り返すと、中央の土居がヘディングでシュートを放つがクロスバー上に外れた。

 鹿島は68分、赤崎を下げて高崎寛之を投入。71分には、カイオに代えて本山雅志をピッチに送り出す。すると72分に本山が右サイドからクロスを入れると、ファーサイドでフリーの山本が頭で合わせるが、シュートは枠を大きく外した。

 攻勢に出ていた鹿島の反撃が78分に実る。エリア内左からの山本のクロスに高崎が競り合う。そのこぼれ球に柴崎岳がワントラップから、飛びながらシュートを放つと、ボールは相手GKの頭上を越えて、クロスバーに当たりゴールに吸い込まれた。鹿島は86分に西を下げて梅鉢貴秀を送り出す。

 グループステージ突破まであと1点と迫っていたが、後半ロスタイムにマウリシオ・モリーナのゴールでFCソウルに勝ち越しを許し万事休す。試合はこのままタイムアップを迎え、鹿島はホームでFCソウルに2-3で敗戦。逆転でのグループステージ突破は果たせなかった。一方、直接対決で勝利したFCソウルが決勝トーナメント進出を決めている。

 決勝トーナメント1回戦は第1戦が19日と20日に行なわれ、第2戦が26日と27日に行なわれる。

【スコア】
鹿島アントラーズ 2-3 FCソウル

【得点者】
1-0 8分 赤﨑秀平(鹿島)
1-1 36分 イ・ウンヒ(FCソウル)
1-2 51分 オスマール・バルバ(FCソウル)
2-2 78分 柴崎岳(鹿島)
2-3 90+1分 マウリシオ・モリーナ(FCソウル)

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