日刊鹿島アントラーズニュース
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2015年5月6日水曜日
◆復帰の興梠が先制弾…浦和が今大会初勝利でJ1首位の意地を見せる(サッカーキング)
http://www.soccer-king.jp/news/japan/acl/20150505/309530.html
先制点を決めた興梠 [写真]=Getty Images
AFCチャンピオンズリーグ・グループステージ最終節が5日に行われ、ブリスベン・ロアーと浦和レッズが対戦した。
前節、ホームで水原三星に逆転負けを喫しグループステージ敗退が決まった浦和。今節は消化試合となるため一部の主力を温存する形となったが、国内で首位を走るチームの意地を見せたいところだ。なお、日本代表FW興梠慎三が3月の負傷から復帰後初の先発出場を果たしている。
試合が動いたのは24分、浦和が左サイドでボールを奪うと、鈴木啓太がそのままドリブルで持ち上がり、ペナルティエリア左手前の興梠にパス。興梠は落ち着いてゴール右下に流し込み、浦和が先制に成功した。
突破の可能性を残すブリスベン・ロアーも反撃に出る。32分、アンドリヤ・カルジェロヴィッチのシュートは浦和DFがブロックしたが、これで右CKを獲得する。キッカーのトーマス・ブロイヒがクロスを上げると、最後はゴール手前からルーク・ブラッタンがミドルシュート。しかし、ゴールとはならなかった。このまま浦和が1点をリードして前半を折り返す。
後半の立ち上がり、膠着していた試合のスコアが動く。57分、先制点を決めた興梠を下げて武藤雄樹を投入する。すると直後のプレーで高木俊幸のロングボールに抜けだした武藤が左足シュートをゴール右に突き刺し、浦和が追加点を奪った。武藤は出場から最初のタッチで得点を挙げた。
その後両チームともにゴールに迫るシーンが増える。70分、ブリスベン・ロアーは右サイドからパスを繋ぐと、ペナルティエリア右でラストパスを受けたカルジェロヴィッチが右足シュートを決め、1点差に迫る。
90分には浦和に決定機。ペナルティエリア内の高木と武藤が立て続けにシュートをはなったが、GKジェイミー・ヤングの好セーブに阻まれる。
このまま試合は終了し、2-1で浦和が逃げ切り今大会初勝利を挙げた。
決勝トーナメント1回戦は第1戦が19日と20日に行なわれ、第2戦が26日と27日に行なわれる。グループG首位の北京国安はグループEの2位チームと、グループGの2位水原三星はグループE首位の柏レイソルと対戦する。
【スコア】
ブリスベン・ロアー 1-2 浦和レッズ
【得点者】
0-1 24分 興梠慎三(浦和レッズ)
0-2 57分 武藤雄樹(浦和レッズ)
1-2 70分 アンドリヤ・カルジェロヴィッチ(ブリスベン・ロアー)
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