日刊鹿島アントラーズニュース

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2016年11月23日水曜日

◆鹿島に下克上データ!米新大統領誕生イヤーはJ王者、トランプ旋風に乗る(サンスポ)


http://www.sanspo.com/soccer/news/20161123/jle16112305030004-n1.html

俺たちにはトランプ氏がついている!? 小笠原も水分補給でエネルギーをチャージ (撮影・福島範和)

 トランプ旋風に乗れ! J1は23日にチャンピオンシップ(CS)準決勝(等々力)を行い、年間勝ち点3位の鹿島が同2位の川崎と対戦する。8年ぶり8度目の王者返り咲きを目指す鹿島に吉兆データが発覚。鍵を握るのは、米国の次期大統領ドナルド・トランプ氏(70)。その心は…。一方、川崎は左股関節痛のMF中村憲剛(36)が「ジョーカー」としてベンチ入りする。

 トランプ氏が鹿島のV奪回を後押しする!? 鹿島の優勝と米国の大統領選挙に意外なデータが存在する。

 Jリーグが開幕した1993年以降、4年に1度の米国大統領選挙はトランプ氏が勝利した今回を含めて6度、行われた。その中で新大統領が誕生したのは、計2度。2000年にジョージ・W・ブッシュ氏(共和党)、そして08年のバラク・オバマ氏(民主党)だ。実は、このいずれの年もJリーグを制したのが鹿島だった。

 今回、当選したトランプ氏も来年1月に新たな大統領に就任する。つまり、過去2度のデータが正しければ鹿島の下克上Vが成立するわけだ。

 決勝進出に勝つしかない鹿島はこの日、セットプレーを入念に確認して前日練習を終えた。その後、会見に臨んだ石井監督は「準備はできている。験は担がないし、そういうことはやらない」と自らの力だけを信じたが、験を担ぐことより効き目のありそうな“トランプ・パワー”が後ろ盾となっている!?

 さらに、共和党・トランプ氏のシンボルカラーは鹿島と同じ赤。一方の民主党のヒラリー・クリントン候補(69)は青だった。CS準決勝の相手、川崎のチームカラーは青。“前哨戦”でも絶対有利とみられた青を赤が見事に粉砕しているのだ。

練習に励む鹿島・金崎=茨城県鹿嶋市(撮影・福島範和)

 鹿島は今季、第1ステージ(S)を制したが、第2Sは11位と低迷。年間勝ち点は首位浦和(74点)から15も少ない59点で同3位だった。本来なら優勝に値しないが「ふがいない結果でも、俺らがタイトルを奪い取るチャンスを得た」と日本代表DF昌子も鼻息を荒くする。

 米国の新大統領という世界が注目する“話題人”のご加護を受け、鹿島も旋風を巻き起こす。 (一色伸裕)

鹿島・2000年と08年の優勝

 ★2000年 第1ステージは8勝7敗と8位に終わるが、第2ステージでは第1節から6連勝を飾るなど10勝4分け1敗で優勝。CSで第1S優勝の横浜Mを下し、年間王者を決めた

 ★08年 開幕5連勝を飾るも、その後、7戦連続白星なしで6位まで沈む。巻き返して再び首位に浮上。途中、主力の負傷離脱があったが、最終節までもつれ込んだ川崎、名古屋との接戦を制し優勝。00、01年以来2度目の連覇を達成した

チャンピオンシップ

 昨季から実施。年間勝ち点上位3チームと第1、第2ステージ覇者が出場し、年間優勝を決める。トーナメントで争い、年間勝ち点1位は決勝にシードされる。準決勝は1試合、決勝はホームアンドアウェー方式。準決勝は同点の場合、年間順位上位チームが勝利。決勝は2試合の「総得点(得失点差)」「アウェーゴール数」で同じ場合は年間順位上位チームの優勝とし、延長戦とPK戦は行わない。

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