日刊鹿島アントラーズニュース
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2017年2月21日火曜日
◆高校時代から“塩対応”……スペインリーグ移籍・柴崎岳「不安障害」の原因は?(日刊サイゾー)
鹿島アントラーズからスペインリーグ2部のテネリフェに移籍した柴崎岳が苦しんでいる。
当初より、サッカー関係者たちは、柴崎がスペインリーグで成功することは極めて難しいと予想していたが(参考記事)、柴崎はそれ以前の問題に苦しめられている。心身ともに不調で、トレーニングに参加できていないのだ。これまで多くの日本人選手が海外に移籍したが、移籍直後に胃腸炎になり、「不安障害」などとウワサされた選手はいない。
「見ての通り、柴崎は人とのコミュニケーションが得意なタイプではないんです。高校時代から注目を浴びていたにもかかわらず、取材陣を避けて裏口から帰ってしまったり、取材を受けても対応はそっけない。記者たちに『あいつは何様なんだ?』なんて陰口を叩かれる高校生なんて、初めてですよ。マスコミ嫌いの中田英寿だって、高校時代は違いましたから。柴崎は、今風にいえば“塩対応”なんです」(サッカーライター)
プロ入り後も、柴崎が得点後に喜びを表さないことに疑問を呈するサッカー関係者が多く、「日本なら許されても、海外ではチームメイトにのけ者にされてしまうのでは?」などと指摘する声もあった。そんな柴崎も、近年では得点後にゴールセレブレーションに加わるようになり、周囲の関係者らは「日本代表に選ばれたことで、柴崎が変わり始めた」と期待していたが、その程度変わったくらいでは、情熱の国といわれるスペインの生活にはなじめなかったようだ。
「日本では、鹿島アントラーズや番記者が守ってくれていた。Jリーグの番記者は、クラブの広報のような存在で、記者に対し、常に目を光らせている。そのため、柴崎に厳しい質問をしてくるメディアは皆無。でも、スペインでは、そうはいかない。メディア対応を間違えば、即バッシングを受ける。スペイン語でチームメイトとコミュニケーションを取らなければならないというストレスに加え、メディア対応も求められる。このダブルパンチで、参ってしまっているのではないでしょうか?」(同)
スペインリーグで成功するためには、プレー以前に「スペイン語力」「メディア対応」など、コミュニケーション力が要求される。柴崎はスペインでのプレーを熱望していたが、性格的に合うのは陽気なラテン系のスペインではなく、日本人と国民性が似ており、かつ多くの日本人選手が在籍して成功を収めたドイツのブンデスリーガだったような気がする。
(文=TV Journal編集部)
http://www.cyzo.com/2017/02/post_31597_entry.html
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