日刊鹿島アントラーズニュース
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2017年7月6日木曜日
◇浦和ペトロ監督勝てなければ辞任も「私が離れる」(ニッカン)
<明治安田生命J1:川崎F4-1浦和>◇第13節◇5日◇等々力
浦和レッズはアウェーで川崎フロンターレに大敗を喫した。
試合後、ミハイロ・ペトロビッチ監督(59)が直接サポーターの対応に追われる事態になり、「次の新潟戦から連勝をスタートできなければ私が最初にチームを離れる」との発言も出た。
通常の3バックからこの日は4バックに陣形を変えて川崎Fの攻撃を封じる作戦に出たが、裏目だった。DF槙野、遠藤の両センターバックの間をつかれ、前半だけで2失点。試合前日に急きょ試したシステムは通用しなかった。後半に槙野のヘッドで1点を返したものの、37分に遠藤が一発退場でPKを献上。完敗だった。試合後はゴール裏からの大きなブーイングにMF柏木が反応したことで、激高した一部のサポーターからペットボトルが投げ入れられるなど異様な雰囲気になった。
試合後、不満をためてバスの前に集まったサポーターに、ペトロビッチ監督が柵越しに対応した。前節広島戦は辛勝も3点を奪われる内容。その直前まで3連敗、そしてこの日は4点を取られての完敗と、不振が続いていた。調子が上向かないチームに対し「いつまで待たせるんだ」などと不満の声をあげるサポーターに、ペトロビッチ監督は「私がやめるのが簡単でしょう。我慢して応援してくれているのが限界にきていることも分かる。私がチームを改善できなくなればしょうがないが、まだそうではない。リーグ戦は(首位と)勝ち点が10離れているが、必ず追い越せる。(8強で川崎Fと対戦する)ACLも必ず勝つ」と訴えた。
対応は1時間以上に及んだ。淵田敬三社長らとともに指揮官の対応に立ち合っていた山道守彦強化本部長は、「チームを離れる」という指揮官の発言に関して「エモーショナルになった発言だと理解している」と説明。今後については「(人事は)彼でなくクラブが決めること。(解任は)ありません。全力でサポートするだけ。それがすべてです」とし、現時点での解任をはっきり否定した。
https://www.nikkansports.com/soccer/news/1850718.html
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