日刊鹿島アントラーズニュース
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2017年7月6日木曜日
◆鹿島が前半戦首位ターン!G大阪との大一番制す!!敵地戦は今季8戦全勝(ゲキサカ)
[7.5 J1第13節延期分 G大阪0-1鹿島 吹田S]
鹿島アントラーズが敵地でガンバ大阪を1-0で下した。リーグ5連勝で勝ち点を36に伸ばした鹿島が首位に浮上。前半戦の首位ターンに成功した。公式戦の連勝は7に伸びた。G大阪はリーグ戦4試合ぶりの黒星となった。
AFCチャンピオンズリーグ(ACL)を戦った4チームの第13節延期分が5日に行われた。この試合で全チームがちょうどシーズン半分の17試合を消化することになる。そして暫定首位C大阪と勝ち点2差の3位・鹿島、同3差の4位・G大阪の直接対決は、勝った方が首位(G大阪は2点差以上勝利)で前半戦を折り返すことが出来る大一番だった。
試合は前半から緊迫した展開が続いた。前半27分にG大阪が迎えた決定機、カウンターからMF倉田秋のスルーパスに反応したFW長沢駿が前に出たGK曽ヶ端準をループシュートで外すが、カバーに入ったDF三竿健斗にクリアされ、先制点にならなかった。
前半31分には鹿島がチャンスを迎える。右サイドからDF西大伍が素早くクロスを入れると、走り込んだMF中村充孝が合わせる。しかしGK東口順昭に防がれると、勢い余った中村はそのまま東口と接触。アフター気味のプレーにG大阪サポーターからは大ブーイングが浴びせられた。
スコアレスで折り返した後半、勢いよく入ったのは鹿島だった。そして後半10分、奪われたボールを高い位置で奪い返すと、MF小笠原満男のスルーパスに右サイドから走り込んだMF遠藤康がそのまま左足でシュート。一瞬、クロスを上げると思ったのか、東口の反応が遅れ、かき出すことが出来なかった。
畳みかけたい鹿島は後半15分からFWペドロ・ジュニオールに代えてMF土居聖真を投入。一方のG大阪は同20分からMF今野泰幸に代えてMF遠藤保仁をピッチに送り込んだ。
だがリードを奪った鹿島は強い。落ち着いたボール回しから相手になかなかいい形でボールを渡さない。中央で舵を切る小笠原とMFレオ・シルバの安心感も抜群。なんとか反撃したかったG大阪だが、鹿島に逃げ切られてしまった。
これで今季のJ1リーグ戦は前半戦が終了。リーグ戦の敵地戦8戦8勝、中2日で戦った難しい一戦を制した鹿島が、勝ち点を36に伸ばして首位ターンを決めた。暫定で首位に立っていたセレッソ大阪が、12年ぶりの首位浮上を確定させることは出来なかった。
(取材・文 児玉幸洋)
http://web.gekisaka.jp/news/detail/?220377-220377-fl
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