ケルンに所属する日本代表FW大迫勇也に早期復帰の可能性があるようだ。ドイツ誌『kicker』が16日に報じた。
大迫は7月31日に行われたボローニャとのテストマッチで右足首のじん帯を損傷。回復までの期間は明らかになっていなかったが、地元紙『Koelner Stadt-Anzeiger』は「数週間の離脱を強いられる」と報じていた。
だが、『kicker』誌によると、大迫の早期復帰が見込まれているようだ。同選手は16日に練習グラウンドでのリハビリを開始し、ドイツ人GKトーマス・ケスラーとともに調整を行ったという。ペーター・シュテーガー監督は「ユーヤにとってはとてもいいこと」と喜びつつ、「だが、当然ながら今週末は無理だ」と20日に行われるボルシアMGとのブンデスリーガ開幕戦欠場を断言した。
それでも、25日の翌節ハンブルガーSV戦で復帰する可能性はゼロではないようだ。同監督は「回復とリハビリは順調だ」と明かし、「HSV戦に間に合うかはまだ分からない」と出場する可能性が残っていることを示唆した。
大迫が8月31日に行われる2018 FIFAワールドカップ ロシア アジア最終予選のオーストラリア代表戦の前に試合復帰できる可能性が出てきた。だが、同試合に臨む代表メンバーの発表は24日のため、大一番への出場が危ぶまれる状況は変わらないようだ。
ケルン大迫、右足首負傷から早期回復か…代表戦前に試合復帰の可能性も