J1鹿島は12日、午前と午後の2部練習を行った。昨年12月に日本代表に招集されていた金崎や昌子ら6人が加わり、練習に活気が出てきた。
代表組は午前中にメディカルチェックを済まし、グラウンドには午後から顔を出した。全体練習には加わらず、ランニングなどボールを使わず調整。時折笑い声も出るリラックスした雰囲気で汗を流した。
昨季に引き続き選手会長を務める昌子は「今年のスローガンが『こえる』になったので、昨年の成績を超えるのが第一」と抱負を語る。無冠に終わった昨季からの巻き返しを狙うためにも、「けがをしない体をつくる」と意欲的に話した。
今季は6月にワールドカップ(W杯)ロシア大会が開催される。昌子が「鹿島のためにプレーすればいい方向にいく」と言えば、植田も「鹿島で結果を残せば代表につながる」と強調。鹿島のために戦うことで、メンバー入りを引き寄せる考えだ。
鹿島は15日から28日まで宮崎市内で合宿を実施。23日にJFLのテゲバジャーロ宮崎、25日にJ2金沢、27日にJ2徳島と練習試合を予定している。 (藤崎徹)
鹿島、代表組合流で活気 昌子「昨年の成績超える」